今回は、iPhone の緊急 SOS 機能についてご紹介します。緊急 SOS とは、iPhone で簡単に緊急電話をかけられる機能で、警察や消防などの緊急通報サービスに連絡するだけでなく、家族や友人などの緊急連絡先にも自動でメッセージや位置情報を送信できます。
災害や事故などの非常時に役立つ機能ですので、ぜひ設定しておきましょう。
iPhone 緊急SOSの使い方
緊急 SOS を使うには、iPhone のモデルによって操作方法が異なります。iPhone 8 以降では、サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しするか、サイドボタンを5回押すことで緊急 SOS を起動できます。
iPhone 7 以前では、サイドボタン（またはトップボタン）を5回押すことで緊急 SOS を起動できます。
緊急 SOS を起動すると、画面に「緊急電話」スライダーが表示されますので、それをドラッグして緊急通報サービスに電話します。通報先は警察、海上保安庁、火事・救急車・消防から選ぶことができます。
また、設定アプリの「緊急 SOS」から「自動通報」機能を有効にすることもできます。
自動通報機能を有効にすると、サイドボタンと音量ボタンを押し続けた場合やサイドボタンを5回押した場合に、カウントダウンが始まり、警報音が鳴ります。
カウントダウンが終わった後でボタンを放すと、自動的に緊急通報サービスに電話がかかります。この機能は、画面を操作する余裕がない場合や意識が朦朧としている場合などに有効だと思います。
iPhone ヘルスケア アプリ
ヘルスケアアプリからメディカル ID を作成しておくと、緊急連絡先を追加することができます。
メディカル ID には、自分の名前や血液型、アレルギーや服用中の薬などの情報を登録しておくことができます。
これらの情報はロック画面からも表示できるので、救助者や医師などが必要な情報を確認できます。また、緊急電話が終わったら、指定した緊急連絡先に自動でテキストメッセージや位置情報が送信されます。
位置情報は移動した場合も更新されるので、現在地が把握できない場合や意識を失ってしまった場合でも安心です。
さいごに
iPhone の緊急 SOS 機能は、災害や事故などの非常時に役立つ機能です。もしものときに備えて設定しておくことをおすすめします。
改善効果・利用頻度
