グーグルアカウントの容量が増えてきて、Gmailのデータを整理するためデータを削除する前にメールのバックアップを取っておきたい場合があると思います。
Gmailのバックアップはmbox(メールメッセージの保存フォーマットの名称)で出力されます。フリーソフトのビューワなどで閲覧することができますが、MBOXファイルを整理管理しておきたい場合は「Thunderbird」がおすすめです。
今回、Gmailのバックアップ方法と出力したmboxファイルをThunderbirdに読み込む方法を紹介します。
Table of Contents
Gmilのバックアップ MBOXファイル
Gmailのバックアップは「グーグルアプリ」をクリックして「アカウント」をクリックします。
「データとプライバシー」をクリックして下へスクロールして「データをダウンロード」をクリックします。
全てのサービスが選択状態になっているので、今回はGmailだけバックアップを取りますので「選択をすべて解除」をクリックします。
下へスクロールしていき「メール」にチェックを入れて「次のステップ」をクリックします。
①エクスポート先は「ダウンロードリンクをメールで送信」
②1回エクスポート
③「.zip」ファイル
④メールの容量に合わせて「2GB、4GB、10GB、50GB」を選択して「エクスポートを作成」をクリックします。
データが作成されるまで待ちます。
目安として1G以下10分ぐらい10G以下なら1~2時間ぐらいかかります。
データが作成されるとグーグルよりメールが届きます。「ファイルをダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが完了したら「takeout…..zip」を解凍すると中に「すべてのメール…mbox」ファイルがあります。
Thunderbirdのインストール
mboxファイルを読み込むためにパソコンにThunderbirdをインストールします。
下記リンクをクリックして「Thunderbird」のサイトへ
https://www.thunderbird.net/ja/
「無料ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードした「Thunderbird Setup …exe」をクリックします。
「次へ(N)」クリックします。
「標準インストール(S)」のまま「次へ(N)」をクリックします。
「インストール(T)」をクリックします。
既定のメールプログラムにしたくない方はチェックを外してください。
「完了(F)」をクリックしてインストールの完了です。
Thunderbird アドオン importExportToolsのセットアップ
①「ホーム」をクリックして②「メニュー」から「アドオンとテーマ」をクリックします。
検索窓に「importExportTools」と入力して検索する
「ImportExportTools NG」を「+Thunderbirdへ追加」をクリックします。
確認メッセージが表示されますので「追加(A)」をクリックします。
Thunderbirdを再起動して「ローカルフォルダー」を右クリックして「ImportExportTools NG」から「mboxファイルをインポート」をクリックします。
「単一または複数のmboxファイルを直接インポート」を選択して「OK」をクリックします。
最初にバックアップしたMBOXファイルを選択します。
takeout…..zipを解凍しないとmboxファイルが選択できないので、あらかじめ解凍してください。
Thunderbirdにメールデータが取り込まれます。
さいごに
今回、Thunderbirdをインストールしてメールデータを取り込みましたがThunderbirdはUSB版「Thunderbird Portable」もあります。
メールデータが大量にある方は年度ごとにUSBメモリを作成してバックアップを取ると後でデータを探しやすくなると思います。
メールの整理整頓に今回の記事がThunderbirdへのBboxファイルの読み込み方法が役に立てれば幸いです。