「レビュー」ハードディスクは消耗品!もしもの備えに EaseUS Todo Backup

ハードディスク画像

突然、パソコンが起動しなくなる。もしもの時のための備えデータのバックアップを日々行っていますか?起きてしまってからでは間に合わないことパソコンの故障。パソコンが起動しなくなって一番に困ることがデータが取り出せなくなること。

特にパソコンの中で一番壊れやすい部品と言えばハードディスクと言われています。ハードディスクの寿命はHDDやSDDによって若干違いますが数年ほどと言われています。所感的に10年ぐらいもってくれる感じがしますが、寿命によって壊れる以外にも衝撃や動作中の急な電源OFFによって壊れる場合があります。

私もデスクトップのパソコンの電源を付けたまま移動しようとして電源が引っこ抜けてハードディスクがお亡くなりになった経験があります。その時の衝撃はあまりにもでかく、なぜ、パソコンの電源を付けたまま移動しようとしたのか後悔の念が絶えず憂鬱な数日を過ごした経験があります。

もし、この時にバックアップを取っていれば、そんな憂鬱な状況にならずに済んだのですがファイルをバックアップしたりするのは面倒くさい。Windowsには、標準でバックアップソフトが付いていますが設定が手間です。もっと簡単にもしもの時の備えをできないかという人に、おススメのソフトが「EaseUS Todo Backup」です。

EaseUS Todo Backupとは

世界で2000万人以上が利用するバックアップソフト。無料版の「Todo Backup」主にバックアップの機能のみと有料版の「Todo Backup Home」バックアップの機能の他にOSが壊れた時の対応や新しいパソコンに移行にも対応するソフト。

Todo Backup Free (無料版)

https://jp.easeus.com/backup-software/free.html

Todo Backup Home (有料版)

https://jp.easeus.com/backup-software/home-edition.html

Todo Backupの無料版と有料版の違いは、無料版はバックアップのみで有料版より速度が遅いようです。

EaseUSエディション

バックアップの作成方法

EaseUS Todo Backupの良いところは、とにかくバックアップが簡単なことが挙げられます。実際に操作方法を紹介していきます。

Todo Backup のサイトよりソフトをダウンロードしてインストールします。

インストールした「EaseUS Todo Backuup Home」をクリックして起動します。(無料版をインストールした方はアイコンが「EaseUS Todo backup Free」になります。バックアップの操作方法は有料無料同じになります。

EaseUSアイコン

バックアップの作成は、真ん中のボタン「バックアップを作成」をクリックします。

EaseUSバックアップ作成

バックアップの種類は「ファイル」、「ディスク」、「OS」、「メール」から選択できます。「ファイル」のバックアップの操作方法を確認していきます。

EaseUSバックアップ作成 ファイル

バックアップを取りたいファイルの場所にチェックをいれて「OK」をクリックします。

EaseUSバックアップ作成ドライブ選択

次にバックアップの保存先を選択します。

EaseUSバックアップ作成 保存先選択

バックアップの保存先は「ローカルドライブ」、「EaseUS クラウド」、「NAS」が選択できます。

■ローカルドライブ

別ドライブがあればパソコンが壊れた時も取り出せる可能性が高くなりますが。同じパソコン内にバックアップを作成することになりますのでデータを取り出せなくなる危険性もあります。

■EaseUS クラウド

有料版だと1Tのクラウドサーバーを利用できるようになります。

■NAS

ネットワーク上にあるハードディスクをパソコンが壊れた場合、データをすぐに取り出せます。

場所を選択したら「戻る」ボタンをクリックします。

EaseUS バックアップ先選択

「今すぐバックアップ」をクリックするとバックアップが作成されます。

EaseUS 今すぐバックアップ

バックアップの作成時間はファイル容量によりますが数分~でできあがります。

先ほどはクリックしてバックアップを作成しましたが、やはりバックアップは自働に更新して毎日バックアップを作成してほしい。そういった場合は「オプション」ボタンをクリックします。

EaseUSバックアップ オプション

「バックアップ方法」を選択するといろいろなバックアップ方法が選べます。

毎日取りたい場合は「毎日」を選択して時間帯を設定します。

バックアップを取る容量が少ない場合は「イベント時」を選択してパソコン起動時や終了時にバックアップを作成することもできます。

EaseUSバックアップオプション画面

複雑な設定なしにバックアップの作成ができることが分かって頂けたかと思います。フォルダを選択するのも面倒くさい場合は「ディスク」を選択してまるごと取ることもできます。

システムクローンの作成

EaseUS Todo Backupはバックアップを取る以外にもハードディスクの入れ替え作業に便利なシステムクローンの作成ができます。

システムクローンとはハードディスク内に保存されている。OS(Windows)の情報からや起動時に必要なブート情報までシステムに関わるファイル、データすべてを丸ごとコピーすることです。

例えば、使っているパソコンハードディスクから異音が発生するようになった場合、ハードディスクを入れ替えるためにシステムクローンを作成します。その他にもパソコンを高速化するためにHDDからSDDに入れ替え作業などに使います。

システムクローンの作成方法

「ツール」ボタンから「システムクローン」をクリックします。

EaseUSシステムクローン作成

移行先のHDDスタンドを繋げ移行先にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

EaseUSシステムクローン画面

「実行」ボタンをクリックして完了です。

EaseUSシステムクローンディスク

システムクローンの作成はハードディスクの容量やHDDかSSDなのかでだいぶ時間がかわりますが数時間ほどかかります。完了したらあとはハードディスクを入れ替えをすれば完了です。

最後に

パソコンはいつ壊れるのかわかりません。寿命によって壊れる以外にもいつ何時、ハプニングに巻き込まれて壊れることや自然災害により壊れることもあります。

パソコン内にある思い出、金額では表せないものから今までたくさんの時間を費やして作成したファイル類など金額で換算すると膨大な額になります。EaseUS Backupなら無料で簡単にバックアップも作成できます。重要なファイルなど安心してバックアップを取りたい場合は有料版を購入してEaseUSのクラウドにデータを保存することも可能です。

個人のデータは個人で守る時代。パソコンは壊れるものと思って壊れる前にバックアップを取っておきましょう。