パソコンを使っていると、知らぬ間にどんどん不要なファイルがたまっていきます。
どんなファイルが溜まっていくのかと言うと、例えば、インターネットを閲覧した際に生成されるキャッシュファイルやクッキー、ダウンロードしたファイルやアプリケーションの一時ファイルなどです。
実は、これらのファイルを溜まったままにしていると、パソコンの動作を遅くしたり、ストレージ容量を圧迫したりする可能性があります。
しかし、これらのファイルを手動で探して削除するのは、時間も労力もかかりますし、間違って必要なファイルを削除してしまうリスクもあります。
そこでおすすめなのが、「ストレージセンサー」というツールです。
Table of Contents
Windows ストレージセンサーとは
「ストレージセンサー」は、パソコン内の不要なファイル(一時ファイルやゴミ箱の中身)を自動で検出して削除することができるWindowsの標準ツールで無料で利用できます。
- 古いファイルや一時ファイルを削除する
- ダウンロードフォルダやごみ箱の中身を定期的に削除する
ストレージセンサーの設定
設定方法はとても簡単です。
Windowsアイコンの「スタート」をクリックして「設定」をクリックします。
「ストレージ」の項目をクリックします。
「記憶領域の管理」の項目 「ストレージセンサー」をクリックしてオンにします。
これで自動的にストレージセンサーが起動します。
ストレージセンサー カスタマイズ
ストレージセンサーをカスタマイズする場合は「オン」ボタンの横にある「>」をクリックするとストレージセンサーの設定を変更できます。
クリーンアップ スケジュール構成を変更できます。
ストレージセンサーの実行するタイミングやゴミ箱の移動してからどの期間で削除するか、また、ダウンロードフォルダ内の削除の期間の3種類設定ができます。
ストレージセンサー 注意点
ストレージセンサーは、自動で不要なファイルを削除しますが、ひとつ注意点があります。それは「ゴミ箱」のファイルを自動で削除することです。
不要だと思ってあとからゴミ箱から取り出すこと、なんどか経験ありませんか?
不要だと思って捨てたが後でゴミ箱から取り出す、ストレージセンサーを有効にしているとゴミ箱が自動で空になりますので、後で後悔する可能性があります。
そういった場合は、ストレージセンサーのカスタマイズでゴミ箱を対象から外すなどの対処が必要です。
さいごに
「ストレージセンサー」は、パソコンの動作を軽快にしたり、ストレージ容量を確保したりするのに役立つツールです。定期的に使用することで、パソコンのメンテナンスにも効果的です。「ストレージセンサー」は無料で利用できますので、ぜひお試しください。
パソコン内 不要なファイルを自動で検出して削除する「ストレージセンサー」!
改善効果