「CrystalDiskMark」 ストレージ ベンチマークを計測しよう!

改善効果

こんにちは。今回は、HDD や SSD などのストレージの速度を測定できるソフトウェア「CrystalDiskMark」について、その使い方や結果の見方をご紹介します。

CrystalDiskMarkとは

CrystalDiskMarkは、Windows用のフリーソフトウェアで、HDD や SSD などのストレージの読み書き速度を測定できるツールです。ストレージの性能を比較したり、劣化や故障の兆候をチェックしたりするのに役立ちます。

CrystalDiskmark

CryStalDiskMark ダウンロード・インストール

CrystalDiskMarkは、以下のサイトからダウンロードできます。

https://crystalmark.info/ja/software/crystaldiskmark/

サイトに入ると「ダウンロード」ボタンがありますので、クリックします。

ダウンロード

ファイルのダウンロードが終わりましたらファイルをクリックします。

ユーザアカウント制御が表示されます。「このアプリがデバイスに変更を加えること許可しますか?」「はい」をクリックして進めます。

「使用許諾者の同意」ウインドウが表示されます。

「同意する(A)」にチェックを入れて「次へ(N)」をクリックします。

使用許諾契約書

「インストール先の設定」ウインドウが表示されます。

「次へ(N)」をクリックします。

インストール先の設定

「スタートメニューフォルダの設定」ウインドウが表示されます。

「次へ(N)」をクリックします。

スタートメニュー

「追加タスクの選択」ウインドウが表示されます。

「次へ(N)」をクリックします。

追加タスク

「インストール準備完了」ウインドウが表示されます。

「インストール(N)」をクリックします。

インストール準備完了

「CrystiDiskMark 8セットアップウィザードの完了」ウインドウが表示されます。

「完了(F)」をクリックします。

セットアップ

インストールが始まり終わるとCrystalDiskMarkが起動します。

起動状態

ストレージの速度を測定方法

CrystalDiskMarkでストレージの速度を測定するには、以下の手順に従います。

①測定したいストレージを選択します。画面左上のドロップダウンメニューをクリックして測定したいストレージをクリックします。

ドライブの選択

測定条件を設定します。画面右上のオプションから、以下の項目を変更できます。

基本的にデフォルトのままでOKです。

測定回数を変更できます。デフォルトは5回です。

回数の選択

測定に使用するデータサイズを変更できます。デフォルトは1 GiBです。

データサイズの選択

データ転送速度を変更できます。デフォルトはMB/sです。

転送速度

設定が終わりましたら測定を開始します。

「All」ボタンをクリックすると、すべてのテストが順番に実行されます。

個別にテストしたい場合は、「SEQ Q8T1」、「SEQ 128K Q32T1」、「RND4KQ32T16」、「RND4K Q1T1」のいずれかのボタンをクリックします。

スタート

測定結果を確認します。画面下部に、各テストの読み書き速度がMB/s単位で表示されます。

測定結果

各種項目などの見方

CrystalDiskMarkで測定される速度は、以下のような意味があります。

①読み込み速度で1秒間に何MB読み込めれるか②は書き込み速度で同じく1秒間に何MB書き込めるかが表示されています。

読み書きの速度

「SEQ(シーケンシャル)」は連続した領域への読み込み書き込み速度になります。

「RND(ランダム)」はランダムな領域への読み込みと書き込み速度になります。

一般的に、SSDはHDDよりもシーケンシャル読み書き速度もランダム読み書き速度も高いです。また、NVMe SSDはSATA SSDよりも高速なインターフェースを持っているので、より高い速度を出せます。

さいごに

CrystalDiskMarkで測定した速度は、ストレージの理論的な最大性能を示すものであり、実際の使用状況では異なる場合があります。また、測定結果には個体差や環境差などの影響もありますので、あくまで参考値としてご覧ください。

以上、HDD や SSD の速度測定ソフト「CrystalDiskMark」の使い方・各種項目などの見方を紹介しました。ストレージの性能を知りたい方は、ぜひお試しください。

改善効果・利用頻度

改善効果