社内勉強会やプレゼン発表会などのスマートな画面切り替え方法

コロナウイルスの影響を受け、多くの企業が勉強会や研修をオンラインへ移行しています。この新しい形式では、ZoomやGoogle Meetなどの多様なオンライン会議ソフトウェアが活用されています。

これらのツールを使用し、画面共有機能を利用してPowerPointやグーグルスライドを使いプレゼンテーションを進行するのが一般的です。慣れていないということもあるかもしれませんが、ひとつ言えることは対面で行うことより、オンラインでプレゼンを行う方が難しく感じませんか。

反対にオンラインの方が行いやすいと感じる方も多いかもしれませんが、リモートワークの普及に伴ってさらにオンラインプレゼンの重要性を増しています。

オンラインになって困っていたこと

パワーポイントを使って社内勉強会を開くことが多いのですが、途中でEXCELファイルやWEBページ、エクスプローラーを開きたいときがあります。

いつもは、「Windwsキー」を押してタスクバーを表示して画面を切り替えていました。ただ、それだと2画面でプレゼンをしているとに一発で共有をしている画面に表示したいものが映らないことがあります。

マウスで共有画面側に移動させるのですが、もっとかっこよく一発で表示させたい。

仮想デスクトップとの出会い

Windows10 から仮想デスクトップという機能が追加されました。解像度の低いパソコンや持ち運び用の小さいノートパソコンなどで仕事をしていると、画面が狭く複数のウインドを開いて作業をしていると切り替えが手間になることがないでしょうか。

そんな時に役立つものとして「仮想デスクトップ」というのが登場しました。パソコンのデスクトップは基本ひとつです。このひとつの画面で、いろいろなウィンドを開くのですが、普段使っているデスクトップの他に仮想的にデスクトップが作れたらどうでしょう。

キーを押すことによって画面が切り替わって仕事ができるとしたらどうでしょう。「キー」入力で画面の切り替えができる ①②③④どこにでもワンクリック出移動ができる。

仮想デスクトップの操作方法

仮想デスクトップ下のショートカットキーを操作できます。ただ覚えるのは「Win」+[TAB]これだけで十分です

ショートカット キー 説明
「WIN」+ 「TAB」タスクビューの表示
「WIN」+ 「Ctrl」+「D」仮想デスクトップの新規作成
「WIN」+ 「Ctrl」+ ←前の仮想デスクトップに移動
「WIN」+ 「Ctrl」+ →次の仮想デスクトップに移動
「WIN」+ 「Ctrl」+ F4現在、開いている仮想デスクトップの削除 

タスクバーの「タスクビュー」ボタンでも開けます。

タスクビュー

下の図のように「デスクトップ1」、「デスクトップ2」とデスクトップを「+」ボタンから増やしていくことが可能です。

画面を切り替えるときは切り替え先のデスクトップをクリックするだけです。

例えば、

  • デスクトップ1にパワーポイントを表示する
  • デスクトップ2にはEXCELファイル
  • デスクトップ3にはWEBページ

のように社内勉強会の時に相手にプレゼンするソフトをスマートに切り替えることができるのです。

仮想デスクトップ

タイムラインを無効化する

仮想デスクトップの機能の下に「タイムライン」という過去の履歴が表示されています。これは表示させたくないときは無効化できます。

[Windowsの設定]アプリを起動し、[プライバシー]-[アクティビティの履歴]画面を開く。

アクティビティの履歴画面
アクティビティの履歴消去する

まとめ

仮想デスクトップを社内勉強会などのプレゼンでの使用方法どうでしたでしょうか。

この仮想デスクトップいろいろな用途で使えると思います。シャットダウンしても仮想デスクトップは維持されるので社外など外にでての使用も問題はないと思います。

画面切り替えをスマートに切り替えてイベント勉強会・発表会などでソフトの切り替えに困っている人はぜひ、試してみてください。

アラート
ジャムボード