現代の忙しい日常生活では、スケジュールを管理するために電子カレンダーアプリが不可欠です。たくさんのスケジュール管理アプリがある中で、グーグルカレンダーは、無料で多機能なスケジュール管理として使用している人も多いかと思います。
会社の休日やイベント、習い事などを「新しいカレンダー追加」で別のカレンダーとして登録できるので、さまざまな種類の予定を管理するのに大変便利なアプリです。
予定の中には1年を通して決まっているスケジュール(例えば会社の休日など)もあると思いますが、グーグルカレンダーに手作業で登録するとなる手間がかかりませんか?
グーグルカレンダーには「CSV」データをインポートする機能があります。
エクセル上でデータを入力して一気にグーグルカレンダーに登録することもできますので、今回、CSVデータの取り込み方法を紹介いたします。
Table of Contents
インポートデータの入力書式
CSVデータの書式は以下のようになっています。
① Subject (タイトル) 例 休日
② Start Date (予定の開始日) 例 05/30/2022
② Start Time (予定の開始時間) 例 10:00
② End Date (予定の終了日) 例 05/30/2022
② End Time (予定の終了時間) 例10:30
③ All Day Event (終日) 終日の予定 True or False で入力
④ Location (予定の場所)
⑤ Private 限定公開(True False)⑥Description (メモ)
グーグルカレンダーのインポートデータ作成
書式に合わせてデータを作成します。
例 仕事の休みの日を登録する場合
Subject タイトルを休日にしてStart Date 開始日とEnd Date を入力します。
CSVデータを作成するためExcelの「名前を付けて保存」からファイルの種類を「CSV(コンマ区切り)に変更して保存します。
インポート前の注意点
ひとつCSVデータをインポートする前に注意点です。
CSVデータをインポートすることによって一気にカレンダーを登録することはできますが、データが間違っている場合、インポートしたデータを削除する場合、すべてのデータを削除する方法がありません。
インポート前にデータの日にちや日時など間違わないように注意してCSVデータをインポートしてください。
グーグルカレンダーにCSVデータのインポート
作成したCSVをグーグルカレンダーに登録します。
「グーグルカレンダー」 → 「メニュー」 →「設定」を開きます。
「インポート/エクスポート」をクリックします。
「パソコンからファイルを選択」で作成した休日のCSVファイルを選択します。
「カレンダーに追加」で登録するカレンダーの名前になっているか確認して「インポート」をクリックします。
インポート件数が表示されます。件数を確認して「OK」をタップします。
CSVデータからグーグルカレンダーの登録が完了しました。
予定が文字化けする
CSVデータをインポート後にカレンダーを確認すると予定のタイトルが文字化けしていることがあります。
これはCSVファイルの文字コードがグーグルカレンダーの文字コードと合っていないためインポートしたデータが文字化けします。
文字化けをしないようにするためには、CSVデータの文字コードをグーグルカレンダーの文字コードUTF-8で保存するようにします。
手順
Windows標準のメモ帳でCSVファイルを開きます。
「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックします。
エンコードの部分を「UTF-8」に変更して保存して完了です。
文字コードをUTF-8に変換したCSVデータをカレンダーにインポートして見てください。文字化けせずに正常にインポートできるはずです。
データの確認と調整
インポート後、カレンダー上で予定が正しく表示されることを確認します。CSVファイルのデータが適切に解釈されているか、日付や時間が正しいかを確認しましょう。
必要に応じて手動で調整を行い、正確なスケジュールを保つことが重要です。
さいごに
以上がグーグルカレンダーのCSVインポート方法でした。
CSVデータを使用することで、一度に多くの予定を追加できるため、効率的なスケジュール管理が可能となります。ただし、CSVファイルのデータが正確であることを確認し、インポート後に適切な調整を行うことを忘れないようにしましょう。
グーグルカレンダーの便利な機能を最大限に活用して、効率的でスムーズな日程管理を実現しましょう。
そろそろ、来年のスケジュールが決まってくる時期。ぜひ、今回の記事を参考になれば幸いです。
改善効果・利用頻度