Power Automate for desktopとは、Microsoftが提供するツールで、Windows上で動作するアプリケーションやウェブサイトなどの操作を自動化できるものです。
Power Automate for desktopを使えば、マウスやキーボードの操作を記録したり、フローと呼ばれる自動化のロジックを作成したり、実行したりできます
。Power Automate for desktopは、Power Automateの一部として提供されており、クラウドとの連携も可能です。
Power Automate for desktopのシステム要件
Power Automate for desktopをインストールするには、以下のシステム要件を満たす必要があります。
最小限のハードウェア:
・プロセッサ: 2 つ以上のコアで 1.00 GHz 以上。 非アテンド型モードの場合、4 つ以上のコアが必要です。
・ストレージ: 1 GB
・RAM: 2 GB
推奨ハードウェア:
・プロセッサ: 2 つ以上のコアで 1.60 GHz 以上。 非アテンド型モードの場合、4 つ以上のコアが必要です。
・ストレージ: 2 GB
・RAM: 4 GB
・GPU 加速
・.NET Framework バージョン 4.7.2 またはそれ以降
詳細については以下にて確認ください。
前提条件と制限 – Power Automate | Microsoft Learn
その他にMicrosoftアカウントが必要なります。
Power Automate for desktopインストール
Windows11の場合
Power Automate はWindows11では標準で搭載されていますのでインストールの必要はありません。
①Windowsの検索窓に「Power Automate」と入力すると②Power Automateが表示されるのでクリックして起動するだけ使用ができます。
Windows 10でインストール
下記のリンクからPower Automateのダウンロードサイトへ移動してします。
Power Automate のインストール – Power Automate | Microsoft Learn
ページの中ごろに「MSIインストーラーを使用してPower Automateをインストールする」に「1.Power Automateインストーラーをダウンロードします」をクリックしてファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイル「Setup.Microsoft.PowerAutomate」をクリックして起動します。
「Power Automateパッケージをインストール」画面が表示されます。「次へ」をクリックして進みます。
「インストールの詳細」画面が表示されます。
「インストールを選択すると、Microsoftの使用条件に同意したことになります。」チェックを入れて「インストール」をクリックします。
ユーザーアカウント制御」が表示されます。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」を「はい」をクリックして進めます。
インストールが完了するとデスクトップに「Power Automate」のショートカットが作成されます。クリックして起動すると「Microsoft Automateにサインインする」が表示されますので、Microsoftアカウントのメールアドレスを入力して「サインイン」をクリックします。
これでPower Automateのインストールと起動の完了です。
さいごに
Power Automate for desktopは、Windows上で簡単に自動化を作成できる便利なツールです。Power Automate for desktopを使って、日々の作業を効率化しましょう。
次回は使い方等の記事を紹介していきます。