クリエイティビティを劇的に高めるいつもの行動を少し「ズラす」こと

創造性

皆さん、「クリエイティビティ」という言葉、聞いたことはありますか?
近年、注目されてきている言葉で「創造力」を意味します。なぜ注目されてきているかといえば、AI(人工知能)など機械学習やディープラーニングなどの分野が発展してきているからです。

AIの発展によって20年後には、あらゆるものがコンピューター化され、人の仕事が50%失われると英オックスフォード大学のマイケル・Aオズボーン准教授らが2014年に発表しています。

また、2020年に公表されたマッキンゼー・アンド・カンパニーによる調査では、2030年までに日本の業務の27%は自動化されるだろうと予測しています。

AIや自動化などの発展によって、約半分の仕事がなくなると予想されるなかで「クリエイティビティ」が重要視されてきています。

今回は、なぜ「クリエイティビティ」が重要なのか「クリエイティビティを高める方法」を記事にしていきます。

創造性はなぜ重要なのか

将来、ほとんどの仕事はAIや機械が行うことは良いことでもあるのですが、その分、私達はどんな仕事をすればいいのでしょうか? 節約された時間によって何に集中していくべきなのでしょうか。

AIはデータを分析して、より多くの必要な情報を細かく収集しユーザーの行動を予測して必要なものを表示するなど日々、進化をします。

少なくとも、「手で行うよりも機械の方が速くて正確」という条件を満たたす作業は、徐々に機械化されると言えるでしょう。

そんな中で独創的なアイデアを出し、小説やアニメや映画などの作品を作り上げる創造的な仕事は、人間にしかできないと言われています。

機械にはない面白さと個性

また「面白さ」という人間が持つ要素は、機械がいくら学習して再現できるようになったとしても、おそらく何か欠けているものがあります。それは人間としての「複雑さ」です。

世の中の多くの人を感動させたり一部の人に突き刺さる、心の琴線に触れるような作品や物を作れるのは、人間の繊細な心や思考「個性」があるからこそできることです。

この人間が持つ個性のデータを収集して、AIに学習させたとしても、人としてのある意味不完全さを再現することは難しいでしょう。

なぜなら、不完全さはランダム性があり「効率や一貫性で学習していく」ことを前提にしたAIは、人が人間関係において抱く「一見矛盾したような思考や行動」まで反映することは非常に難しいといわれています。

「あなたに仕事を任せたい」と言ってもらうために

AIや自動化の技術が発展段階のうちに感性や創造性を磨き、この仕事は機械に任せるよりも「あなたに任せたい」と言ってもらえるような人になるためにも、アイデアを生み出す力は、なるべく早いうちから養っておくことで、将来の仕事に対する不安も減り自分の進んでいる方向に迷うことも少なくなるでしょう。

自分がひらめきやすい人間かチェックしてみる

必要なタイミングで「これだ!」とアイデアをひらめく人って、とてもうらやましく感じませんか。アイデアをひらめきやすい人とそうでない人は何が違うのでしょうか。

アイデアをひらめく力には、生まれつきの要素も少し関わっていると言われています。例えば、遅刻しやすいとか時間を守ることが得意でない、人に合わせて行動することが苦手、複数の人がいるところが苦手……などです。

なぜ、ひらめく力を持つ人は遅刻しやすいとか人に合わせることが苦手なのでしょうか、それはクリエイティブな人ほど時間遺伝子がゆっくりである確率が高いと言われているからです。

ストップウォッチでクリエイティブチェック

それではクリエイティブな人間がチェックしてみましょう。ストップウォッチを起動して目を閉じ1分間経ったら止めてみてください。

ここで止めた時間が1分よりも長かった人は、時間遺伝子がゆっくりで創造的な人である可能性が高いです。

もし、ここで「自分は50秒だった……」という方も安心してください。

時間遺伝子が速めの人は「時間きっちり守るタイプ」社会に溶け込みやすい人の可能性は高いです。このタイプの人達が創造性を身に付けたら、「予定きっちりモード」と「創造的モード」を切り替えられる最強の状態になります。

「創造性」は、後天的に獲得できるものと言われています。では、実際に何をしたらアイデアを出す力は高まるのでしょうか。

独創的なアイデアを生み出すための「拡散思考」

クリエイティビティを高めて、独創的なアイデアをガンガンに出したい。そんな時は「いつもと違った行動」をしてみましょう。「それはどういうこと?」と思うかもしれませんが、これは先程の話と関連していて、創造的な人ほど「周りの人と少しズレているところがある」ということです。

「周りからしっかりしていると言われる」人ほど、変わったことをやることで、創造性が上がりやすいと言われています。

まずは、自分の価値観を考えてみます。「自分が人生で重要だと思うことはなんだろう?」と考えてみた時、それは複数思いついてもかまいません。友人、恋人、家族、仕事、もう少し抽象度を下げてみると、映画が好きだから「時間が許す限り映画を見たい」なんてものもいいでしょう。

人間はこの自分の価値観が根っこにあって、行動を選択しやすいので、たまにでいいので「一旦忘れる日」を作ります。本当に忘れるのではなく、忘れたように振舞うというイメージです。

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いつもYouTubeを見て過ごすことが好きだけど今日はずっと読みたかった本を読む

極端にやらずとも、ほんの少しでも構いません、そのわずかな「ズレ」が、何かに集中していた思考を拡散させ、創造力を高めてくれます。これを「拡散思考」といいます。

人は、ぼーっとしている時や、「あれもいいな…これもいいな…」と思考が彷徨っている時に、記憶と記憶、知識と知識が結びつき、思わぬアイデアがでる確率が上がります。

そして、独創的なアイデアを出したい場合は、「この少しだけズラす」ということに慣れてきたら、同時に趣味を増やすことをおすすめします。できるなら全く違う分野に触れることで、独創的なアイデアが出やすくなるでしょう。

さいごに

2003年の論文で「創造性が高い人は情報の取捨選択スキル」が低いと言われています。つまり、普通の人は外から入ってきた情報を取捨選択し不要なものを忘れていきます。

アイデアマンはそれができないため大量の情報が脳に残り、残った情報が思いもよらないところでつながりアイデアが出るそうです。

つまり多趣味なることは情報やアイデア同士が混ざり創造的な状態が創れるという事です。ぜひアイデアマンになるためにいつもとは違った行動で情報を増やしてみましょう。