アイスブレイク!リラックスした空気をつくる

アイスブレイク

初対面や知り合ったばかりの人に話しかける時に進んで声をかけられますか?私はあまり得意ではありません。まだ、関係が浅いときは、お互い話しかけることが恥ずかしかったり抵抗があったりするかもしれません。

今回は、そんな固い空気を溶かしてくれる「アイスブレイク」についてお話ししたいと思います。

実践的なゲームなどは、紹介されている記事が多いので割愛して、私が日々実践しているアイスブレイクの効果を高める方法を紹介します。

アイスブレイクとは

「アイスブレイク」はビジネスシーンなどでよく使われる言葉で、まだお互いのことをあまり知らずに何となく固い空気になってしまうことありませんか?そんな状態から打ち解けるための方法。つまり “アイス(緊張状態)をブレイクする”という意味で「アイスブレイク」と言います。

アイスブレイクのよくある例としては、歓迎会を用意してくれたり、簡単なゲームをしたり自己紹介なんかもアイスブレイクに入ります。

アイスブレイクを行うタイミング

仕事場だと、ついつい必要最低限の会話ばかりになってしまうことがあります。まだ、相手のことをあまり知らない時期は、休憩時間やちょっと通りがかりに一言、相手が忙しそうでないタイミングを狙って、少しの時間でもいいので積極的にアイスブレイクすることを忘れてはいけません。

アイスブレイクを行うメリット

「雑談なんて特に話す話題もないし、時間の無駄じゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、あらかじめ相手と打ち解けておくことにより情報共有がスムーズになります。

アイスブレイクを積極的に行うことによって、その人の持っている情報が自然と入ってくるようになりアイスブレイクを行わないことは、情報共有の観点から見ても非効率に繋がります。

アイスブレイクのハードルを下げるために

アイスブレイクを行おうとして「何か話さなくちゃ」と考えてしまうと、会話のハードルが上がってしまいますので、あの人はあれが得意、あれが苦手、あれが好き、あれが嫌いなど、「情報収集のついでに相手と打ち解ける」という感覚で話をすれば、だいぶ雑談のハードルは下がります。

そして、必要であれば相手の強みなどをメモしておき、お互いに頼り合う関係をつくることで、ビジネスや日常でもお互いを高めあったり、支え合える関係を育てていくことができるでしょう。

アイスブレイクの効果を高めるには

ゲーミフィケーションを活用!

先程も話しましたが、「しっかり話すこと」を目的にしてしまうとハードルが上がり相手の緊張を解きたくても、自分が先に緊張する可能性があります。

こういう時は、「相手にリラックスしてもらうゲーム」だと考えてみましょう。目的を達成するための流れをゲームのように考える。ゲームの考え方を利用することを「ゲーミフィケーション」と言います。緊張しやすいことや退屈や苦痛に感じることほどゲーム化することで、そこに楽しさを見出すことも大切です。

声を意識してリラックス

相手をリラックスさせるには、まず自分がリラックスすることが大事です。だらしなく見えない程度に姿勢をほどよくリラックスさせてみましょう。息を吸いながら肩を上に上げて力を入れる、息を吐きながら肩を下にストンと落とし力を抜きます。

自分がスライムのように溶けるイメージをしながら、全身を脱力させてブラブラと手足を振ってみましょう。周りに誰もいなかったら多めに息を吐きながら「あー」と長く伸ばすように言ってみてください。これだけでだいぶ、リラックスすると思います。

あとはその必要最低限まで脱力した状態をキープして人と喋ります。声は早過ぎてもゆっくり過ぎてもダメです。相手が喋ってるペースと同じぐらいか、それよりもほんの少しゆっくりぐらいにすることで、相手の理解を促したり安心感を感じさせやすくなります。

同じ会話でも、情報のやりとりは早口の方がスムーズになります。感情のやりとりや打ち解けるための会話は、少しゆっくりぐらいを意識するのが良いと思います。

目をリラックスすることが大事!

あまり人と話すのが得意ではなかったり緊張してしまう場合は、「コミュニケーションが得意な人間」をイメージして、それになりきることも効果があります。自然と自信がある態度になり、発声も落ち着いて安定した声になりやすいです。それに加え、ちょっとしたことのように聞こえるかもしれませんが、目をリラックスさせることも、とても大事です。

Twitterの画像や顔出ししているユーチューバーなど、誰でもいいのですが、人の「目」に注目して観察してみましょう。「この人はなんとなく強気なイメージだな」「なんとなく優しそう」など、目によっても印象は変わります。やはり、緊張でガチガチになっている時ほど、目に無駄な力が入ってしまいます。その状態でアイスブレイクしようとしても、この人自分のことを警戒しているのかなと感じさせて相手に警戒心を持たれてしまう可能性もあります。

それを防ぐためにも、目をリラックスさせながら話す意識を持ちましょう。ただ、本当に緊張してしまったりなどで、なかなか目をリラックスさせるのが難しいという場合は目薬がおすすめです。

人は嘘をついている時や、緊張している時にまばたきの回数が極端に増えたり減ったりしやすいです。通常は3秒に1回程度。集中している時もまばたきの回数は減りやすく、目が乾燥しやすくなれば、それを人の脳は「緊張しているんだ」と感じ取り本当に緊張してきてしまう場合があります。だからこそ、目薬や水分補給で緊張が解けやすくなり、目もリラックスさせやすくなります。

アイスブレイク小技編

ちょっとした小技ですが、自分のデスクに変わったものを置いたり、流行っているアニメや映画などのキーホルダーをバックにつけてることで、ふとした時にそこから雑談に発展しやすくなります。それが初対面やまだ固い空気を少し感じてしまう相手なら、アイスブレイクのきっかけにもなる。つまり、普段から会話のきっかけになりそうなものを身に着けたり、身の回りに散りばめておくことで周りの人と打ち解けやすくなるのでおすすめです。

まとめ

・アイスブレイクで相手と打ち解ける時は、「情報収集」を目的にすることで、あとで助け合う関係を築きやすくなる
・会話のハードルを下げるために、「話さなくちゃ」と思うのではなく、「相手をリラックスさせるゲーム」だと考えよう
・相手をリラックスさせるには、まずは自分がリラックスすることが大事
・身の回りに「変わったもの」を置いて、アイスブレイクのきっかけを散りばめよう

改善効果・利用頻度

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