備忘録を保存するならクラウドメモ帳。Google Keepを利用しよう!

google keep

トーマス・アルバ・エジソン(1847-1931)は生涯におよそ1300もの発明を行ったアメリカの偉大なる発明家。彼の名言のひとつに「メモこそ命の恩人だ」という言葉は有名です。エジソンは日ごろからメモをこまめに取る「メモ魔」だったそうです。

何でもメモのおかげで裁判に負けずに済んだことがあるそうです。たしかに、仕事で上司と部下、取引先など間で「言った言わない」のトラブルが起こることもあります。ミーティングの次の日になったら半分ぐらい話の内容を忘れているということありませんか。仕事だけなく生活においても買い物に出かけてついつい買い忘れてなんてこともあると思います。

エジソンのように日々、メモを取っていればトラブルが起きても忘れても、すぐにメモを見直すことができます。今回は、どこでも気軽にメモが取れて必要なメモも検索で一発。整理整頓も簡単なGoogle Keepを紹介していきます。

Google Keepとは

Google が提供するクラウドにデータを保存するメモ帳でパソコンやスマホ、タブレットなどで利用か可能で文字や、写真、音声などをメモ内に簡単に保存することできます。Googleのアカウントを持っていると無料で利用ができます。

GoogleアプリボタンからKeepを開く

パソコンからKeepを利用する場合はGoogle アカウントでログイン後に「Google アプリ」ボタンをクリックして下スクロールしていくと「Keep」アプリがあります。

Google Keep インストール スマホ

メモは、やはり素早くどこにいても取れる環境が必要です。パソコンで利用するより、常に持ち歩いているスマホで利用する方が便利です。

iPhone 版 Keep

https://apps.apple.com/jp/app/google-keep-%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%81%A8%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/id1029207872

Appstore google keep

Android版 Keep

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.keep&hl=ja&gl=US

android keep

ここからはiPhoneで操作・機能説明を行っていきます。


AppStoreをタップ

iPhoneのホーム画面を開き「AppStore」をタップします。


Google Keep を入手をタップする

上にある検索窓で「keep」と入力して検索します。

「Google Keep – メモと」アプリを見つけたら「入手」をタップします。

アプリのダウンロードが開始されインストールが完了したら最後に「開く」をタップします。


利用するをタップする

利用するをタップします。


Google アカウントを設定します。

Google アカウントの設定してインストールの完了です。

メモの新規作成

+ボタンをタップします。

メモの新規作成は「+」ボタンをタップします。


タイオルトメモを入力する

タイトルを入力して、その下にメモを入力します。


「<」ボタンをホームに戻る

「<」をタップすると画面を元に戻すことができます。

メモの色・背景の変更

メモのカラーを変える

メモを長押しすると上段にツールーバーが表示されます。 パレットアイコンタップするとメモのカラーを変更することができます


パレットアイコンをタップする

メモを開いてから下にあるパレットをタップするとメモのカラーや背景を変更することができます。

チェックボックス

「+」をタップしてチェックボックスをタップする

書いた箇条書きなどリスト上のメモにチェックボックスを付けることができます。

「+」をタップして「チェックボックス」をタップします。


チェックボックスを元に戻す。

チェックボックスを元に戻したい時は右上のボタンから「チェックボックスを非表示」をタップすると戻すことができます。


チェックボックスチェックすると打消し線で表示

チェックボックスをタップすると下の「選択中アイテム」に移動して打消し線で表示されます。


並び順を変更する

並び順を変更したい時は左側のボタンをスワイプすると並び順を変更することができます。

写真・図形・音声の文字変換と貼り付け

写真を撮るもしくは画像を選択をタップする。

画像を貼り付けたい場合はメモを開き「+」タップします。

撮影して写真を貼り付けたい場合は「写真撮る」をタップします。iPhone内の画像を貼り付けたい場合は「画像を選択」をタップします。


図形描画をタップする

手書きで入力したい時は「図形描画」をタップします。

iPhoneだと手書きの描画は急いでメモ入力したい時、短い文字を書き込む時などに便利です。


ペンのアイコンから色や太さを変更する

ペンのボタンをタップすると太さや色の変更ができます。


選択ボタンと消しゴムボタン

書いたものを移動したり、拡大、縮小する時は選択ボタン、消したい時は「消しゴム」アイコンをタップします。


グリッド線の表示

右上のボタンをタップすると

描画した画像を削除することや背景にグリッド線を引くことができます。

音声メモ

音声メモを作成する

Google Keepは音声でメモの入力ができます。

入力したメモはテキストデータと音声データが作成され、もしテキストデータが誤変換されていても音声で確認ができるようになっています。

「+」ボタンから「録音」をタップします。


iPhoneに向かってしゃべる。

入力したいメモをスマホに向かって話します。


テキストデータと音声が保存された。

「Google マップ」とiPhoneに向かってしゃべると上にテキストデータ、下に音声データがメモに保存されました。

削除する時は音声データは「ゴミ箱」アイコンをタップします。

テキストデータは通常のテキスト同じように削除できます。

メモを共有する

メモの共有 「共同編集者」

メモは複数の人と共有することができます。

右下のボタンをタップして「共同編集者」をタップします。


メールアドレスを入力して送信

共有したい相手のメールアドレスを入力して「完了」でメモの共有ができます。

共有相手には共有しましたとメールが届きます。

検索機能

メモの検索

メモが増えてくると必要なメモが見つからない、どこにあるのかわからないことがあります。

上部にある「メモを検索」に探したいメモに入力されていると思う「キーワード」を入力するとメモ内を検索して検索結果の一覧が表示されます。

ピン留め

ピン留め

メモが増えてくると古いメモはどんどん下へ表示されていきます。

いつも見たいメモや重要なメモを最上段に常時表示したい時はピン留めが有効です。


ピンボタンをタップする

メモを開き上段にあるピンアイコンをタップすると、いままで下にあったメモが上段に移動しました。


ピン留めを戻す

メモを長押しすると上段に表示されるツールにメモのピン留めやピンを外すこともできます。

削除とアーカイブ

メモを削除する

メモを開き下のボタンをタップして「削除」をタップするとメモを削除することができます。


メモを削除する②

メモを長押しでツールーバーが表示されたら右にあるボタンをタップしてから「削除」をタップしてメモを削除することもできます。


アーカイブボタン

メモをアーカイブにすることができます。

アーカイブとは、使い終わったメモだったり重要でないものが増えてきた場合に削除をしたくないけど、リストには表示したくないものを別の場所に移動することができます。

アーカイブは削除と違いデータを破棄するわけでなく不要なものを保存しておく倉庫のようなものです。必要なったら簡単に元にもどすことができます。検索もできるためメモの整理整頓には欠かせない機能です。

使い方はメモを長押しして上端に表示されるツールバーに「↓」アーカイブボタンをタップします。


メモを開いてアーカイブボタン

メモを開いたときに表示される上端にもアーカイブボタンがあります。


設定ボタンをタップ

アーカイブの保存されている場所は左上にある「三」ボタンをタップすると表示されます。


アーカイブをタップする

アーカイブをタップすると一覧が表示されます。


アーカイブを元に戻す

アーカイブを解除したい時は長押しでアーカイブボタンをタップすると元のメモに戻ります。

リマインダー機能

リマインダー機能

Keepは指定の時間や場所に移動するとアラートを表示することができます。

メモを開いて上部にあるベルアイコンをタップすると日時や場所を設定できます。


リマインダーがメモに張り付く

指定時刻になるとiPhoneに通知が表示されます。


リマインダー解除する

リマインダーを削除したい時はもう一度、ベルアイコンをタップして「削除」をタップするとリマインダーが削除されます。

ラベル

「三」ボタンをタップする

Keepでメモをカテゴリーごとの分ける「ラベル」機能があります。

ラベルを作成するために「三」ボタンをタップします。


新しいラベルを作成する

「新しいラベルを作成」をタップします。


ラベルの編集と削除

「新しいラベルを作成」からラベルの名前を入力して新規作成します。

作成したラベルは下に一覧が表示され鉛筆ボタンをタップするとラベル名の編集や削除ができます。


メモのラベル分けをする

ラベル分けする時はメモを長押ししてツールバーのラベルボタンをタップします。

ラベルの一覧が表示されますので選択してラベルの貼り付けの完了です。


ラベルの一覧を表示する

メモの下にラベル名が表示されます。

「三」ボタンからラベルの一覧を表示してラベルをタップするとタップしたラベルのみを表示することができます。

最後に

スマホで作成するメモ帳いかがでしたか。複数のメモを保存したり検索したり、他の人と共有することができて紙のメモにはない機能があります。

紙のメモにもメリットがあるためすべてをデジタルメモに置き換えるべというわけでではないですが、デジタルのメモが得意とするところはスマホのメモ帳を使い、アナログのメモが得意なところは紙のメモ利用して、仕事上の重要なメモや備忘録など使い分けて利用していけば仕事の効率化に繋がっていくのではないでしょうか。