iPad4(第4世代)フロントガラス交換修理

ガラス交換

iPad(第4世代) は2012年にの10月に発売したモデル。初のRetinaディスプレイが採用され、旧モデルiPad3から比べて高解像度になり、かなり画面がきれいになったことに感動した記憶があります。

その他にも「30ピンDockコネクタ」から「Lightningコネクター」への変更など、最近の大きな変更がないiPadに比べて画期的な変更がいくつもあったモデルです。

長らく使い続けた来たiPad4、もうすぐ10年の節目を迎える目前に落下して、ガラス破損と言う憂き目にあいました。

iPad4のアップデートは「iOS10.3.4」で最終です。かなり古くなり一部アプリも対応していない状態なので修理せずに廃棄しようと思いましたが、ビデオ映像を流したりPDFデータを入れて閲覧したりすることは可能なので、フロントガラスの交換を行うことにしましたので、修理の流れを共有します。

iPad4 フロントガラス交換パーツの購入

amazon で下記のフロントガラス交換部品を購入しました。

SRJTEK For ipad 4 9.7″ A1458 A1459 A1460 タッチスクリーンの交換部品 フロントパネル、ガラスアセンブリ修理部品+ホームボタン+強化ガラス(LCD、指示なし)ブラック

iPad4 フロントガラス交換

ガラスもバキバキで角がかなりへこんでいる状態です。落とした時のダメージの大きさを物語っています。

割れたiPad

amazonで購入したタッチスクリーン交換部品を開封していきます。

フロントガラス交換部品

タッチスクリーンのガラス交換に必要なパーツと工具がそろっています。

部品の種類

ガラスの割れがひどすぎるので飛び散らないように割れている箇所にテープを貼ります。

テープで養生

本体とガラスを接着している接着剤ををドライヤーなどで1~2分熱して溶かしていきます。

ドライヤーで接着を剥がす

ガラスに吸盤を取り付けて引っ張りながらピックを差し込んでいきます。

吸盤で引っ張る

iPadの接着はiPhoneに比べてしっかり接着されています。

しっかりドライヤーで接着剤を溶かしてからヘラを差し込んでいかないと下記の写真のようにガラスが割れますので注意した方がいいです。

急ぎすぎは注意が必要

何とかフロントガラスを剥がし終えた状態。ここからタッチスクリーンを取り外すため4隅にあるネジを外します。

ネジを外す

タッチスクリーンを取り外したらコネクターを外していきます。

コネクターを取る①

ホームボタンのコネクターも取り外します。

コネクターを取る②

ガラスを外し本体のみになったら残った接着剤をきれいに取ります。残っていると新しいガラスを付けた時に浮いたりするので注意が必要です。シール剥がし剤があれば簡単にきれいに接着剤を取ることができます。

シール剥がし

ガラスをはめるための白い枠を取り付けていきます。

ガラス枠の取り付け

次に新しいコネクターを戻していきます。

コネクター戻す①

ホームボタンのコネクター小さくて取り付けにくいです。ピンセットなどあると取り付けやすいです。

コネクター戻す②

コネクターを取り付け終わったらタッチスクリーンを戻しネジを取り付けていきます。

ネジを戻す

あとはガラスをはめ込んで作業完了です。

ガラスのはめ込み

さいごに

iPhoneに比べてiPadの画面交換は画面と本体がくっついている粘着が強力で本当に苦労します。交換作業をする時は、よくドライヤーで接着を熱してから剥がした方がいいと思います。バキバキに割れている場合、ガラスの破片が飛び散る可能性があるのでテープなどで養生して破片に気を付けて作業をしましょう。

デジタル製品とはいえ、古いものを長く使っていると愛着がわいてきます。iPad4 機能的には引退のレベルですが、使い方を限定すればまだまだ現役で戦えます。今度は大事に使っていきたいと思う今日この頃です。