複数のマウス(カーソル)を使う方法! 「MouseMux」

マウス

マウスを使った作業は、パソコン操作において不可欠なスキルです。脱マウスなどの方法で作業効率を上げる方法もありますが、反対にマウスをふたつ動かせたら作業の効率上がらないかと思うことありませんか?

例えば、ディアルディスプレイやウルトラワイドディスプレイなどマウスの動かす範囲が大きくなる場合、時としてマウスふたつ(マウスカーソルふたつ)動かした方が効率が上がる場合があります。

しかし、Windowsでは、マウスをふたつ付けてもひとつのマウスカーソルを取り合います。そこで、ふたつのマウスを動かす方法として「MouseMux」という方法をご紹介します。

これは、複数のマウスを使って作業する方法で、複雑なタスクを効果的にこなすためのヒントを提供します。

この記事では、MouseMuxを使って生産性を向上させる方法を詳しく説明します。

MouseMuxのダウンロード

最初にMouseMuxのサイトへ移動し「Download」をクリックします。

https://mousemux.com/

サイト

セットアップウィザードが表示されます。「Next>」をクリックして進めます。

セットアップ

ライセンスを確認して「I accept the terms in the License Agreement 」をクリックし「Next >」をクリックします。

ライセンスの確認

「Install」をクリックして進めます。

インストール

さいごに「Finish」をクリックします。

フィニッシュ

「Free」をクリックします。

free

「Start」をクリックして数秒マウスのキャリブレーションを行われます。MouseMuxが起動します。

キャリブレーション

MouseMuxの使い方

初期設定の「Native mode」ではマウスを複数差してもひとつのカーソルを取り合いの状態になっています。

Swithed input

「Switched input」に設定を変更するとマウスを差すだけで、カーソルが複数現れるようになります。

複数のカーソル

あとは、それぞれのマウスを動かしたりクリックやドラックなど各種マウス操作が行えるようになります。

MouseMuxの活用方法

MouseMuxを設定したら、それをどのように活用すればよいのでしょうか?以下に、MouseMuxを使用する際のアイデアをいくつか紹介します。

デザイン作業: MouseMuxは、グラフィックデザイン作業に非常に役立ちます。一つのマウスでドラッグ、ズーム、回転を行い、もう一方のマウスでカラーピッカーを操作するなど、タスクを分割することができます。

プログラミング: プログラミングの際にも、MouseMuxは便利です。一方のマウスでコードをスクロールし、もう一方のマウスでエディターのタブを切り替えることができます。

ビデオ編集: ビデオ編集においては、MouseMuxを使用して動画をスライダーで操作し、もう一方のマウスでタイムライン上のクリップを編集することができます。

複数のアプリケーションの操作: MouseMuxを使用すると、複数のアプリケーションを同時に操作できます。例えば、一方のマウスでメールをチェックし、もう一方のマウスでブラウジングを行うことができます。

注意点と問題解決

MouseMuxを使う際には、いくつかの注意点と問題が発生する可能性があります。以下は、そのいくつかについての注意点と問題解決方法です。

マウスの混乱: たくさんのマウスが接続されていると、どのマウスがどれか混乱することがあります。これを解決するために、マウスごとに異なる外観やカーソルの設定を行いましょう。

ドライバーの問題: マウスが正しく機能しない場合、ドライバーソフトウェアを最新バージョンに更新してみてください。

さいごに

MouseMuxは、複数のマウスを使用することで作業効率を向上させる素晴らしい方法です。デザイン、プログラミング、ビデオ編集など、さまざまなタスクで役立つでしょう。しかし、それを最大限に活用するにはカスタマイズと設定が必要です。MouseMuxを使って、より効率的に作業を行い、生産性を向上に役立っていただければ幸いです。