こんにちは、電源タップの選び方についてお話ししたいと思います。
電源タップは、家電やパソコンなどの電気製品を複数接続できる便利なアイテムです。
電源タップは、種類がたくさんありや機能も複数備わっている物もあり、使い勝手や安全性がかなり変わってきます。
会社で使う場合や家庭で使う場合なども選び方も変わってくるでしょう。
そこで今回は、電源タップの種類と選び方のポイントをご紹介します。
電源タップの種類 2ピンプラグと3ピンプラグ
最初に電源タップの種類についてですが、大きく分けて「2ピンプラグ」と「3ピンプラグ」の2種類があります。
2ピンプラグは、接地端子(アース端子)がないタイプで、軽量でコンパクトなのが特徴です。
一方、3ピンプラグは、接地端子があるタイプで、安全性が高く、大型や高出力の電気製品に向いています。
会社で使う場合や高性能な大型のパソコンを利用している場合は3ピンプラグの電源タップがおすすめです。
電源タップの選び方
次に、電源タップの選び方のポイントについてですが、以下の7つの機能に注目すると良いでしょう。
・雷サージ
雷サージとは、雷が落ちたときに発生する高圧の電流のことです。
雷サージが電源タップに流れ込むと、接続された機器にダメージを与える可能性があります。そこで、雷サージから機器を守るためには、雷サージ対応の電源タップを選ぶことが重要です。
雷サージ対応の電源タップには、雷サージ吸収回路や過電圧カット機能などが搭載されており、雷サージを吸収したりカットしたりしてくれます。
・抜け止め機能
抜け止め機能とは、電源タップに差し込んだプラグが簡単に抜けないようにする機能のことです。
抜け止め機能があると、振動や引っ掛かりなどでプラグが抜けてしまうことを防げます。また、抜け止め機能は感電防止にも役立ちます。
プラグが抜けかかったときに金属部分が露出すると感電の危険性がありますが、抜け止め機能があれば金属部分が隠れているため安心です。
・スイングプラグ
スイングプラグとは、電源タップのプラグ部分が左右に回転できるようになっているものです。
スイングプラグがあると、コンセントの位置や向きに合わせて角度を調整できるため、設置場所を選ばなくなります。また、スイングプラグはコードの曲げやねじれを防ぐ効果もあります。
・ほこりシャッター
ほこりシャッターとは、電源タップの空き口に付いているカバーのことです。
ほこりシャッターがあると、空き口にほこりやゴミが入り込むことを防げます。
ほこりやゴミが入り込むと、火災やショートの原因になることがあります。
ほこりシャッターは、空き口を清潔に保つだけでなく、感電防止にも役立ちます。
・トラッキング防止プラグ
トラッキング防止プラグとは、電源タップのプラグ部分に絶縁性の高い樹脂をコーティングしたものです。
トラッキング防止プラグがあると、湿気やほこりなどで発生するトラッキング現象を防げます。
トラッキング現象とは、絶縁体の表面に電流が流れることで発生する火花や煙のことです。
トラッキング現象が起きると、火災や感電の危険性があります。
・電源タップ数(コンセントの数)
使用する電源数を確認しましょう。特に後から増える可能性を考えて購入することも重要です。
余裕を持った数をそろえることでタコ足配線を防止することができます。
・電源タップの長さ
最後に、電源タップの長さの選び方ですが、基本的には必要最低限の長さを選ぶことがおすすめです。
長すぎるとコードが絡まったり余ったりして邪魔になりますし、短すぎると接続できなかったり延長コードを使わなければならなかったりします。
電源タップの長さは、設置場所や接続する機器の数や位置によって変わりますが、一般的には1~3メートル程度が目安です。
さいごに
以上が、電源タップの種類と選び方のポイントです。自分が使う電気製品や環境に合わせて、最適な電源タップを選んでくださいね。
会社で使う場合のおすすめ電源タップ
家庭で使う場合のおすすめ電源タップ