本日は、PowerPointで非常に便利な機能の一つである「ノートの印刷方法」について詳しく解説したいと思います。
PowerPointのノート機能は、プレゼンテーションの各スライドに添えられる補足情報やコメントを指し、プレゼンテーションの内容をより深く理解するための重要なツールです。
これらのノートには、スライドに直接表示されない詳細な説明、要点、関連データなどを含めることができ、プレゼンテーションの効果を高めるために非常に有効です。
特に発表時には、緊張から話す内容を忘れがちになることがあります。そんな時、ノートに重要なポイントや台本をまとめておくことで、スムーズかつ効果的なプレゼンテーションが可能となります。
しかし、練習のためにノートを印刷しようとすると、1枚のスライドにつき1枚の用紙が必要となり、資源の無駄遣いになってしまうことも。
そこで今日は、PowerPointのスライドを効率的に「6分割」、「4分割」、「2分割」の形式で1枚の用紙に印刷する方法を具体的にご紹介します。
この方法を利用すれば、プレゼンテーションの準備をより環境に優しく、かつ経済的に行うことができます。それでは、さっそく詳しい手順に入っていきましょう。
パワーポイント スライド(ノート)分割して印刷する方法
まずは、印刷したいパワーポイントファイルを起動して【ファイル】タブをクリックします。
次に画面左側の【印刷】の項目をクリックします。
①印刷したいプリンターを最初に選択します。
②印刷レイアウトを「ノート」を選択します。これで補足情報やメモなどノートに書き込んだ情報が印刷されます。
このまま印刷するとスライドとノートが1ページに表示されて印刷されます。
パワーポイントの枚数だけ印刷されます。ここで1枚の紙にスライドを複数表示するために「プリンターのプロパティ」をクリックします。
ページレイアウトを選択します。
スライドを1枚の紙に6つ表示したい場合は「6 in 1」を選択
スライドを1枚の紙に4つ表示したい場合は「4 in 1」を選択
スライドを1枚の紙に2つ表示したい場合は「2 in 1」を選択
所感ですがノートの文字数が多い場合は2分割の「2 in 1」、少ない場合は4分割の「4 in 1」を選択するのが良いと思います。
あとは「印刷」の指示をかけて完了です。
以上の手順で、パワーポイントのノートを印刷することができます。
プレゼンテーション中に重要な情報を見逃さず、スムーズなプレゼンを行えるように設定を必要に応じて調整して、自分に合った印刷結果を得ることが大切です。
さいごに
パワーポイントのノートは、プレゼンテーションの内容を整理したり、補足したりするのに便利です。しかし、そのまま印刷すると、ページ数が多くなってしまうことがあります。
そんなときは、この記事で紹介した方法を試してみてください。パワーポイントのノートを6分割や4分割、2分割で印刷する方法は簡単ですし、環境にも優しくコストも削減できます。
この記事が参考になりました幸いに思います。最後までお読みいただき、ありがとうございます!