こんにちは、Windows ユーザーの皆さん。今回は、Windows でファイルやフォルダーのパス(アドレス)を簡単にコピーする方法をご紹介します。
パスとは、ファイルやフォルダーがどこにあるのかを示す文字列のことです。
例えば、「D:\ミーティング\議事録.docx」というのがパスです。
パスをコピーすると、他のアプリやメールなどに貼り付けて、ファイルの場所を伝えたり、開いたりすることができます。
では、パスをコピーする方法は何でしょうか?
実は、Windows にはいくつかの方法があります。今回は、その中から2つの方法を紹介します。
- エクスプローラーのアドレスバーからコピーする方法
- 「パスのコピー」でコピーする方法
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
1. エクスプローラーのアドレスバーからコピーする方法
Windows に標準搭載されているファイルマネージャー「エクスプローラー」を使う方法です。
エクスプローラーの上部には、現在開いているフォルダーまでのパスが表示されているアドレスバーという部分があります。
ここからパスをコピーできます。
エクスプローラーを起動して、パスをコピーしたいファイルやフォルダーがある場所へ移動します。
アドレスバーをマウスでクリックします。青くなってパス全体が範囲選択されます。
右クリックして「コピー」をクリックします。もしくは、Ctrl + C を押します。
パスがクリップボードにコピーされました。メモ帳やメールなどに貼り付けて使えます。貼り付けるときは、Ctrl + V を押します。
この方法のメリットは、エクスプローラーさえ開けば、必ず目に入るため、やり方を忘れることがないということです。デメリットは、ファイル名までコピーしたい場合には、そのファイルが格納されているフォルダーまでしかコピーできないということです。例えば、「D:\ミーティング\議事録.docx」とコピーしたい場合には、「D:\ミーティング\」となってしまいます。
2.パスのコピーを使ってコピーする方法
ファイルやフォルダーを「パスのコピー」でコピーする方法です。この方法は、手っ取り早く、なおかつ、ファイル名の拡張子までコピーできます。
パスをコピーしたいファイルやフォルダーで、Shift を押しながら右クリックします。
コンテキストメニュー(右クリックしたときに出るメニューのこと)に、「パスのコピー」という項目があるので、クリックします。
自動的にファイル名までのフルパスが、クリップボードにコピーされます。メモ帳やメールなどに貼り付けて使えます。貼り付けるときは、Ctrl + V を押します。
この方法のメリットは、ファイル名までコピーできることと、操作が簡単であることです。デメリットは、Shift キーを押さないと「パスのコピー」が表示されないので、やり方を忘れやすいということです。
さいごに
以上が、Windows でファイルやフォルダーのパスをコピーする方法の紹介でした。皆さんもぜひ試してみてください。それでは、また次回!