仕事でノートパソコンを使っている方は、デスクで使うときは大きなモニターと繋いでディアルディスプレイの環境を構築している方も多いかと思います。
私の場合は、ノートパソコンを持ち運びミーティングルームなどの他の場所へ移動して、プロジェクターやTVモニターに繋いで使用することもあります。
しかし、その時に接続がうまくいかずにパソコンの映像が外部モニターに映らない時が多々あります。
ノートパソコンとプロジェクターに接続して「Windowsキー」+「P」のショートカットキーでモニター設定を表示します。
「複製」や「拡張」をクリックしても外部ディスプレイが全く反応しない時があります。
外部ディスプレイが反応しない場合の対象方法を紹介してきます。
ディアルディスプレイ環境 映らない原因
外部ディスプレイを繋げて映らなくなった場合は、パソコン上に不具合が起きている可能性が大きいです。
原因がわからない不具合が起きた時の対処方法として、パソコンの再起動もしくはシャットダウンをすることがおすすめです。
この方法は起動中のソフトやメモリのなどのデータがクリアできるためパソコン上で起きている問題が解決することがあります。
しかし、私の経験上では外部モニターが映らなくなった場合は、再起動やシャットダウンをしても直らないことが多いです。
シャットダウンには「シャットダウン」と「完全シャットダウン」2種類があります。外部モニターに接続して映らない時は「完全シャットダウン」すると接続できることが多いです。
「シャットダウン」と「完全シャットダウン」この二つの違いは「シャットダウン」はパソコンを高速に起動するために完全に電源が切れているわけではなくUSB機器など通電したままで各種の操作情報が保存された状態で電源が落ちています。完全シャットダウンは完全に電源がOFFの状態になります。
外部モニターの接続情報などは「シャットダウン」ではクリアされることがないため問題が解決しません。「完全シャットダウン」をすることによりデータがクリアされて外部モニターが映るようになることが多いのです。
完全シャットダウンの方法
①Windowsマークの「スタート」をクリックします。
②「電源」をクリックします。
「Shiftキー」を押しながら「シャットダウン」をクリックします。
「オプション選択」画面が表示されます。
「PCの電源を切る」をクリックすると完全シャットダウンができます。
最後に
今回、外部モニターが映らない場合に「完全シャットダウン」を行うことで問題が解決する方法でしたが、完全シャットダウンは他の不具合が起きた場合にでも解決できる可能性があります。
通常の「シャットダウン」しても問題が解決しない場合は「完全シャットダウン」を試して見てはいかがでしょうか。