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Bluetoothスピーカーを使う場合の注意点
スピーカーについて「有線」と「bluetooth」両方とも接続して拡声器として利用が可能ですが「bluetooth」は声の遅れが若干発生します。
特にiPhoneとスピーカーとの距離が遠くなるほど遅れの幅は大きくなります。
bluetoothスピーカーの声の遅れは、社外や工場見学などの時に使う分にはあまり気にならないかもしれませんが、室内で使う場合や小規模の場所で行う場合、声の遅れがかなり気になる可能性があります。
スピーカーの機種によっても声の遅れる感じは変わってきますので使う前に十分にテストを行ってください。
スピーカーの音量(ワット数)について
スピーカーの音量の目安としてスペックの中にワット数という項目があります。ワット数とはスピーカーが音量の大きさを表し高いほど大きな音量を出すことができます。
ワット数の目安として
一人で音楽を聞く場合 5W
6~8畳ほどの部屋 10W
リビングなど(10畳以上)大きな部屋 20W
野外 20W 以上
と言われています。
iPhone拡声器として使う場合、室内においては目安通りでも問題がないように感じますが、野外においては余裕をもったワット数の物を使った方が良いです。
特にiPhone拡声器のスピーカーとして改めて購入を考えている方はワット数が高いものを検討した方がいいと思います。
所感として40WのBluetooth スピーカーを使った場合、室内では体育館とかよほど大きな部屋でない限り十分なワット数でしたが、野外で使った感じ正直あまり声が遠くまで届きませんでした。目の前の人たち数人~数十人に対して音量が届く感じでした。
「無料版と有料版の違い」
Microphone Live は有料版があります。名前がブルーノ・マイクロフォンで2021年10月現在、610円になります。
カメラ用QRコード
有料版は画面の文字が日本語になっています。
新たに「残響のLEVEL」が設定できるようになっています。
真ん中にある「音楽」というボタンをタップしてみましたがiPhone SE 2では何も動作しませんでした。機能としてはカラオケみたに音楽と声をスピーカーに流す使い方をするようです。
その他にミキサーの設定画面になります。
有料版を使ってみた感じ、今回の趣旨である「拡声器」として使う分には無料版と有料版の違いはさほどないと思われます。
無料版は広告が表示されますので消したい方は有料版を購入した方がいいでしょう。
iPhoneのマイクについて
iPhoneには音声を拾うマイクは3つ搭載されています。機種によって若干変わりますが大まかに位置は下記の通りです。
・前面上部 インカメラ付近
・背面上部 アウトカメラ付近
・底面 充電する場所の両サイド
iPhoneを拡声器にする場合、前面上部のインカメラ付近に向かって話すかたちがベストだと思いますが、なかなかiPhone持ちながらしゃべるのも見た目的にあまりかっこよくないと思います。
移動や動作を伴う場合は落として破損する可能性もあります。
おすすめの方法として外部マイクを使うことです。
iPhone純正のイヤホンマイクを持っている方はリモコン部分がマイクとなっていますので差して使うことができます。
3.5mmヘッドフォンジャックをApple Lightnignに変換するアダプターを使えば通常のマイクを使用することもできます。
ピンマイクを使えば見た目もスタイリッシュです。
ワイヤレスマイクも同じように3.5mmヘッドフォンジャックをApple Lightnignに変換するアダプターで使用ができます。
iPhone拡声器を複数人で使う手段
iPhone拡声器を複数人で使いたい場合はスプリッターを使うとマイクを増やすことができます。
ひとりがiPhoneのマイクを使い、ふたり目はワイヤレスマイクを使う場合は画像のような構成になります。
スプリッターはマイク5個までつなげることができます。
ワイヤレスマイクは同じものだと混線しますので、別の種類やメーカーの物を選べば5人まで使うことが可能です。(有線のマイクでも可能です)
まとめ
今回、iPhoneをマイクにスピーカーに出力する方法を紹介しました。
Bluetooth スピーカーを使う場合は音の遅れのチェックを事前に行い許容範囲なのか確認したほうがいいですが「iPhone」+「スピーカー」は十分に拡声器の機能があると思います。
急に拡声器が必要になったらアプリも無料なのでiPhone拡声器の利用をひとつの候補として検討してみていかがでしょうか。
今回の検証に使った40W Bluetooth スピーカー Tronsmart
外で使うなら60W Bluetoothスピーカで防水がおすすめ
今回、使用したピンマイクとワイヤレスマイク
3.5mmヘッドフォンジャックをApple Lightnignに変換するアダプター
スプリッター イヤホンやマイクなどの分配器
送信機×2と受信機×1の商品 二人で同時に使用する時に最適なマイクです。