長く使っていくうちにiPhoneのストレージがパンパンになってしまった。いろいろなアプリをインストールして画面にアプリがいっぱいで、何がどこにあるのかわからない状態になっている方はいませんか?
iPhoneにたくさんある思いで詰まった写真たち、なかなか削除できずにストレージ圧迫しているという方も多いかと思います。今回、ストレージがいっぱいで身動きできない場合の対処方法を共有したいと思います。
Table of Contents
iPhoneのストレージの確認方法
最初のiPhoneのストレージの状態を確認します。
「設定」をタップします。
「一般」→「iPhone ストレージ」をタップします。
iPhoneの使用済み容量を確認できます。64GB中33.5GBデータを使用している状況です。
「App」はアプリのインストール容量で不要なものを削除小さくできます。
「iOS」はシステムデータなので削除ができないデータになります。
「メディア」は音楽やビデオデータなどが含まれています。
「システムデータ」は、iOSやアプリが一時的に使用したキャッシュファイルやログなどのシステムが使うファイルが含まれます。
「iPhone ストレージ」を下へスワイプすると各アプリがどれだけデータを使用しているのか確認ができます。
バックアップを取ると安心
iPhoneの容量を増やすためには、アプリやデータを削除します。間違って必要なものを削除してしまったという事もありますので、iPhoneのバックアップを取っておくと安心です。
もしもの時もデータを戻したい場合は、復元することができます。
iPhoneのバックアップ方法はパソコンで「iTunes」を使って行います。
下記のリンクをクリックしてサイトに移動して「Get it from Microsoft」をクリックして「iTunes」をダウンロードします。
https://www.apple.com/jp/itunes/
「Microsoft Store アプリを取得」をクリックします。
「Microsoft Store」が開き「インストール」をクリックして完了するまでしばらく待ちます。インストールが完了したら「開く」をクリックします。
iTunesのソフトウェア使用許諾契約が表示されます。
「同意する(A)」をクリックします。
「同意します」をクリックします。
iPhoneとパソコンをUSBで接続します。
iPhoneの画面上に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されますので「信頼」をタップします。
iTunesの画面にiPhoneボタンを表示されますのでクリックします。
バックアップの項目
「このコンピュータ」にチェックが入っていることを確認して「今すぐバックアップ」をクリックします。(バックアップは容量によりますが、数十分かかるので時間のある時に行った方がいいです。)
以上でiPhoneのバックアップの完了です。
バックアップを復元する場合
iPhoneのバックアップを復元する時は「iPhoneを探す」機能をOFFにする必要があります。
iPhoneで「設定」を開き「Apple ID」をタップします。
「探す」をタップします。
「iPhoneを探す」をタップします。
「iPhoneを探す」をタップしてApple IDのパスワードを入力するとOFFになります。
次にiPhoneをバックアップしたい時と同じようにパソコンとiPhoneをUSBで接続して「バックアップを復元」をクリックします。
複数の端末をバックアップしている時はiPhoneの名前を注意して選択して「復元」ボタンをクリックすると復元が始まります。
不要なアプリを削除する
iPhoneからアプリを削除する場合は、ホーム画面の不要なアプリを「長押し」します。
「Appを削除する」で完全にアプリを削除できます。
アプリの削除する方法は、完全に削除する以外にもアプリだけ削除してデータを残す方法があります。
iPhoneの「設定」→「一般」→「iPhone ストレージ」
不要なアプリをタップします。
「Appを取り除く」をタップするとアプリだけ削除してデータを残すことができます。
アプリを再インストールすると前と同じ状態で使えます。
非使用のAppを取り除く
先ほどはアプリを手動で削除しましたが、iPhoneには空き容量が少なくなった時にAppを自動的に取り除く設定があります。
iPhoneの「設定」→「一般」→「iPhone ストレージ」
「非使用のAppを取り除く」を「有効にする」をクリックします。
解除する時は「設定」→「AppStore」
「非使用のAppを取り除く」をタップします。
「自分のビデオを再検討」で大容量をチェック
iPhoneの容量が少ない時に検討したいのが、ビデオデータで1つあるだけで写真の数百倍のデータ容量になる物もあります。写真アプリからだと、どのビデオが大容量なのか判断が難しいと思います。
iPhoneで、どのビデオがストレージを圧迫しているのか簡単に調べる方法が「自分のビデを再検討」となります。
確認方法はiPhoneの「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップします。
普段は隠れているので「すべてを表示」をタップします。
「自分のビデオを再検討」をタップするとiPhone内に保存されているビデオを確認して不要なものは削除できます。
iPhoneの写真をiCloudに保存する
iPhoneで容量を使う部分で多いのが「写真」ですが、容量が圧迫してきたら「写真をパソコンに移動すればいいのでは」という人が多いですが、iPhoneで撮影した写真をマップ上で見るのも楽しみのひとつという方も多いのではないでしょうか。
そのため年々、iPhoneを購入する時に容量の大きいものを購入していくというジレンマに陥っている方も多いはずです。
どうすればいいかと言いますとひとつの手段として「iCloud」を使うという方法です。
iCloudとは
iCloudはアップルが提供しているクラウドサービスでメールや写真、データなどをインターネット上に保存して他の端末と同期することができます。
容量が5Gまでは無料で利用することができますが、iCloudはiPhoneのバックアップやメッセージや連絡先などメモ等、iPhone上のあらゆるデータに使われているため「iCloudストレージがいっぱいです」と表示されて困っている方も多いはずです。
iCloudには有料プランは3つあり下記の通りです。
50G 月額 130円
200G 月額 400円
2T 月額 1300円
iPhoneの容量の大きい端末を年々購入していくよりも写真データなどをiCloudに保存した方がいい場合もあります。
200Gや2Tを契約して「ファミリー共有設定」で家族と共有すれば大容量のストレージをシェアすることも可能です。データがインターネット上で保存されているので、パソコン上で写真を見ることもできます。
何よりもiPhoneの写真をストレージに保存したままにしておくと破損した時に写真データがすべてなくなる可能性がありますが、インターネット上のiCloudに保存するば安心です。
外部ストレージに保存する
とにかく簡単にiPhoneのストレージを増やす方法としておすすめは、外部ストレージを使用する方法です。
iPhoneと接続するだけで簡単に容量の拡張が出来て専用のアプリを使えばパソコンを使わずに簡単にバックアップを取ることもできます。
外部ストレージは持ち運びに便利な「USBメモリ」タイプと大容量のデータを保存できる「ネットワークHDD」タイプ、カードリーダーを使った「SDカード」のタイプなどがあります。
iCloudと違って月額のコストがかからず比較的に低コストで運用することができます。
最後に
iPhoneの容量を増やす方法として、最初に行うことは「不要のデータを削除する方法」を実行して、それでもどうしようもならない場合は「ネットワーク上のiCloudに保存する方法」、「外部ストレージを使用する方法」になります。
iCloudは「ファミリー共有設定」があるので「家族」でデータをシェアする場合は便利そうです。一方で「外部ストレージ」は個人でデータを管理する場合に有効な手段だと思います。