Windows 11がリリースされ3カ月ほどたちました。Windows11へのアップグレードの通知が来て、そろそろ移行を考えている方は多いのではないでしょうか。移行前にパソコンのパフォーマンスのアップを検討しませんか?
特にOSやアプリケーションの起動が遅く感じる場合、Windows11へ移行することにより更に遅くなるのではと思いWindows11のアップグレード躊躇している方もいると思います。
起動ディスクがHDDの場合、11へアップグレードする前にSSDに換装すればHDDよりSSDは、データの読み込み速度と書き込み速度がアップするため、OSやアプリケーションの起動速度が格段に速くなります。
せっかくOSが新しいバージョンに変わるのですからさくさく動く状態で使いたいものです。そこで、HDDからSSDへの換装方法を紹介していきます。ツールは無料のソフトMiniTool ShadowMaker Freeを使用します。
MiniTool ShadowMaker Freeのダウンロードとインストール
MiniTool ShadowMaker Free3.6ダウンロードサイト
https://jp.minitool.com/backup/system-backup.html
「今すぐお試し」をクリックしてファイルをダウンロードします。
ダウンロードが終わりましたらファイルをクリックして開きます。
ユーザーアカウント制御が表示されます。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されますので「はい」をクリックします。

次に「今すぐインストール」をクリックします。
「カスタムインストール」では言語の変更とソフトのインストール場所を変更できます。
言語について初期設定は「English」になっていますので、「日本語」に変更してください。

インストールが始まり1~2分ほど待ちます。

インストールが完了したので「今すぐ開始」をクリックします。

MiniTool ShadowMaker Free クローン作成方法
最初にHDD・SSDスタンドに換装するSSDを差し込みパソコンにUSB接続をしてスタンドの電源を入れます。

次にインストールした MiniTool ShadowMaker Freeを起動します。
SSDのクローン作成は「ツール」から行います。

「ディスククローン」をクリックします。

最初に「ソース(コピー元)」をクリックして設定します。

コンボボックスをクリックしてコピー元のディスクを選択して「完了(F)」をクリックします。

こんどはコピー先のディスクを選択して「OK」をクリックして進めます。

「ターゲットディスク上のデーターは破壊されます。今すぐクローンを開始しますか?」と警告が表示されます。問題がなければ「はい」をクリックします。

クローンの作成が開始されます。
残り時間を確認してすぐに終わらないようでしたら「操作が完了したら、コンピューターをシャットダウンします。」にチェックを入れるといいでしょう。
今回500Gのハードディスクのクローンを作成していますが、約2時間ほどと表示されていますが、実際には1時間半で終了しました。

先ほどの「操作が完了したら、コンピューターをシャットダウンします。」にチェックを入れない場合、「ディスクのクローン作成操作が正常に完了しました。」と表示されます。パソコンのシャットダウンを求められます。「はい」をクリックして進めます。あとはハードディスクの交換作業を行ってSSD換装作業の完了です。

最後に
いかがでしたか。MiniTool ShadowMaker Freeを使ったSSDへの換装方法。アプリの使い方とか簡単に使えると思います。たまにデスクトップパソコンやノートパソコンなど、どうやってHDDを外すんだろうと思うものもあります。もし、外し方がわからない場合はメーカーのWEBページを確認したりGoogleなどの検索エンジンで「パソコン名」と「HDD外し方」などと検索してみましょう。
パソコンが遅く感じたらWindowsの設定をいじってみたり、不要なアプリケーションを削除したりといろいろ調整してみますがあまり早くならないことが多いと思います。すこしお金がかかりますがSSDに換装してパソコンライフをさくさく動いて楽しいものに変えていければと思います。
デスクトップパソコン等でHDD3.5インからSSD2.5インチに交換する時はマウンタがあるとピッタリ付けれます。