会社やチーム内のコミュニケーションツールとして、活用するシーンが多くなったチャットアプリ。
メールと違い、形式的な挨拶文もそこそこにリアルタイムに会話が進むので、迅速なやり取りが必要な場合に非常に便利なツールです。
今回は、メッセンジャーサービスの中でSlack、Tems、LINE、Skype、などたくさんありますが、その中であまり有名ではないですが、他のアプリとは違った一面があるSynology Chat を紹介していきます。
Synology Chatとは
Synlogy ChatはSynology NAS上で動作するメッセージアプリでNASを購入すれば、無料で使用ができます。
関係者をグループ化する機能や、暗号化されたメッセージ、アプリは,Windows,Mac, LINUX などに提供され、IOSやAndroid のモバイルアプリを使用して、いつでもどこでもコミュニケーションができます。
基本的な使い方やUIは非常にSlackと似た感じのアプリになります。
他のにはないSynology Chat メリット
Synology を導入するメリットは、1アカウント数百円とられることが多いチャットサービスの中で無料であること、Synlogy NAS を導入しなければいけませんが、ファイルサーバーとして導入するのと合わせれば一石二鳥です。
データの保存容量は、NASのハードディスクに依存しますが足りなくなれば増設することも可能です。
特に便利なところを上げると通常、この手のチャットサービスを導入するとメールアカウントと紐づけて管理するものが多いと思います。
Synlogy Chatは、アカウントをIDとパスワードで管理します。メールアドレスが必要とせず、アカウントをいくらでも簡単に作成できることです。
例えば、Slack などのアカウントを作成する場合、メールアドレスが必要ですが、会社内でメールアドレスを持っていない人に対してアカウントを作りたい場合に困ることが多いです。
社内のメールアカウントがGoogle WrokSpaceなどの場合、メールアドレスを簡単に作れない場合も多いです。
メールアドレスは配布しないが、社内の連絡などにメッセージアプリを配布したい場合に大変オススメなアプリとなっています。
Synology Chatのデメリット
Synology Chatのデメリットは、やはり使っている人が他のメッセージアプリに比べて少ないことが挙げられます。
何か問題が起きたい時や知りたい情報がなかなか得られないことだと思います。
その他には他のアプリに比べてメモリー消費量が多く、挙動が遅く感じられることもあります。
まとめ
メッセージアプリを変更したい場合や新しく導入したい場合、いろいろなメッセージアプリがありますが、会社内でメールアドレスを全員に配布していない会社や毎月の経費を払いたくない場合、ファイルサーバーの入れ替えを考えているなどありましたら、一度、Synology Chat を導入することも一案だと思います。
