ACCESSのデータでクエリを作成してデータを抽出する時にワイルドカード「※」を使用して保存。そのクエリをExcelから外部データ取り込みで取得してもワイルドカードが正常に動きません。
例えば、顧客データに住所の項目があり「東京都*」で抽出します。
![抽出](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/07/スライド1.png)
Accessクエリで確認するとデータが1件確認できます。
![クエリの状態](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/07/image-1024x207.png)
この「東京都*」で抽出したクエリをExcelの「Accessデータベース」から取り込むとデータがない!
![データ取り込みエラー](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/07/スライド2-1.png)
データベースによってワイルドカードの文字が違うので「*」から「%」に変更してみるとExcelからデータ取り込み成功します。
ワイルドカードの変更によってAccessでクエリを開いたときに1件もデータが抽出されなくなります。Accessからデータを確認する場合は別クエリにした方がいいと思います。
![抽出成功](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/07/スライド3-1.png)
以下の通り主要なデータベースでワイルドカードを使う場合は、複数文字は「%」、任意の1文字は「_」がほとんどでAccessが特殊なようです。
Accessの場合 複数文字 「*」
任意の1文字 「?」
Oracle の場合 複数文字 「%」
任意の1文字 「_」
SqlServerの場合 複数文字 「%」
任意の1文字 「_」
PostgreSQLの場合 複数文字 「%」
任意の1文字 「_」
SQLiteの場合 複数文字「%」
任意の1文字「_」