Excel 外部取り込みでAccessクエリからデータ抽出の注意点!

access

ACCESSのデータでクエリを作成してデータを抽出する時にワイルドカード「※」を使用して保存。そのクエリをExcelから外部データ取り込みで取得してもワイルドカードが正常に動きません。

例えば、顧客データに住所の項目があり「東京都*」で抽出します。

抽出

Accessクエリで確認するとデータが1件確認できます。

クエリの状態

この「東京都*」で抽出したクエリをExcelの「Accessデータベース」から取り込むとデータがない!

データ取り込みエラー

データベースによってワイルドカードの文字が違うので「*」から「%」に変更してみるとExcelからデータ取り込み成功します。

ワイルドカードの変更によってAccessでクエリを開いたときに1件もデータが抽出されなくなります。Accessからデータを確認する場合は別クエリにした方がいいと思います。

抽出成功


以下の通り主要なデータベースでワイルドカードを使う場合は、複数文字は「%」、任意の1文字は「_」がほとんどでAccessが特殊なようです。

Accessの場合  複数文字 「*」
任意の1文字 「?」

Oracle の場合 複数文字 「%」
       任意の1文字 「_」

SqlServerの場合 複数文字 「%」
        任意の1文字 「_」

PostgreSQLの場合 複数文字 「%」
任意の1文字 「_」

SQLiteの場合 複数文字「%」
 任意の1文字「_」