Excelの条件付き書式や数式で列ごと、行ごと選択する方法

列ごとや行ごと

Excelの条件付き書式や数式でセルの位置を指定すると(「A1」や「A1:A10」)行列の追加や削除を行うと数式がおかしくなることがあります。

時には「#REF!」(数式中と無効なセルがされている場合に表示されるエラー)が表示されて計算がされなくなることもあります。

そこで、今回は行列の追加や削除があっても数式がおかしくならない 「列ごと」、「行ごと」設定する方法を紹介いたします。

「列ごと」、「行ごと」設定する方法

セルの位置指定で「列ごと」や「行ごと」設定する手順は以下の通りです。

「列ごと」設定

例としてG3に数式を入力するため「=」を入力します。

通常、この後にセルに位置を指定しますが、「列ごと」設定したい場合は列をクリックします。

例えば、C列を設定したい場合は図のように「C」の列番号をクリックします。

すると数式が「C:C」になったのが確認できたと思います。

列ごと設定

「行ごと」設定

行ごとに設定する場合も列ごとと同じように行番号をクリックします。

例でG3に7行目を設定したい場合は

G3に「=」を入力して行番号「7」をクリックします。

すると数式が「7:7」となったのが確認できたと思います。

行ごと設定

複数の「列ごと」、「行ごと」設定する場合は

複数の「列ごと」や「行ごと」設定する場合は

複数の「行ごと」の例ですが、G3に「=」を入力後に設定したい行を選択します。

①「5行目」をクリックします。②「8行目」を「Ctrl」キー押しながらクリックします。③「10行目」を「Ctrl」キー押しながらクリックします。

すると「G3]の数式が「=5:5,8:8,10:10」となったことが確認できたかと思います。

複数選択

さいごに

数式で「列ごと」や「行ごと」選択する方法を覚えれば、行数や列数が増えても自動で対処できます。数式や条件付き書式などいろいろな場面で活用が出来そうです。さいごに今回の記事が皆さんの参考になれれば幸いです。