寒い冬に指先の寒さを防ぐ防寒手袋は欠かせない存在です。その他にも日曜大工やDIY、家庭菜園など家での作業に必需品ともいえる軍手や工場だと火など扱う場合は熱さに強い革手、物を運ぶなら滑らないゴム手など手袋は用途も種類もさまざまです。
手袋をしていて困ることのひとつがスマホの操作です。
電話が掛かってきて、慌てて手袋をはずすも応答が間に合わない、間に合わないだけならまだしも外すときにスマホを落としてしまったなど経験ありませんか。
ひとむかし前のガラホ時代なら手袋をしていてもボタンを押せば応答をすることができました。ガラホからスマホになって不便になったことの代表例ではないでしょうか。
しかし、世の中、不便なことや困難ことがあれば、すぐに対応する仕組みができたり解消するための商品が販売されます。今回、手袋をしているときに電話の応答方法やアイテムの紹介をしていきます。
Table of Contents
iPhone 手袋モードについて
最初にiPhoneには、Androidに機能としてよく備わっている手袋モードがありません。
手袋をしたままスマホを操作できる手袋モードはAndroidの冬の定番機能ではありましたが、今後、iPhoneにも搭載される可能性はあります。
しかし、現状はない状況ですが、iPhoneにはこれから紹介する機能やアイテム等を使えば、安心してiPhoneを操作することは可能です。
スマホ自動応答する 通話オーディオ ルーティング
台所で料理を作っている時や車の運転中など手が離せない時が多々あると思います。仕事においても長時間手袋で作業をするのならスマホをその時だけ自動応答にするのも一つです。
iPhoneには設定した秒数の時間がたつと自動で応答する機能がありますので紹介をしていきます。
iPhoneの設定をタップします。
下へスクロールして「アクセシビリティ」をタップします。
下へスクロールして「身体機能および操作」の項目で「タッチ」をタップします。
「通話オーディオルーティング」をタップします。
「自動で電話に出る」をタップします。
ハンズフリーでBluetoothヘッドセットやスピーカーで話をしたい場合は、「自動」から選択を変更します。
「自動で電話に出る」をタップしてONにします。
その下に自動応答までの時間を変更できます。「0秒から60」の間で変更が可能です。
自動応答の設定をそのままにしておくと常に自動で応答されるため、作業が終わった後も知らず知らずのうちに電話が応答しているということもあり得ます。作業終わった後は設定をOFFにすることを忘れずにしてください。
スマホ対応の手袋
手で画面(タッチパネル)にタッチ、すこし触れるだけでも反応するスマホですが、布や革、ゴムなどの素材で作られた手袋ではスマホの画面はまったく反応しません。
スマホの画面は微弱な静電気を利用して触られた場所を判定しています。中にはゲーム機のようにペンなどに反応するタイプもあります。
手袋の中には特殊な加工をしたものがありタッチパネルを操作することが可能になります。
スマホ手袋の仕組み
指先の部分に「電導糸」が使われ静電気でスマホを操作できるようになっています。
電導糸や電導性のあるものが使われたタッチパネル対応の手袋はいろいろな種類が売られています。中にはお気に入りやいつも使っている手袋がタッチパネル対応のタイプがない場合もあります。そういった時は「電導糸」などを使っていつも使っている手袋をスマホ対応にすることも可能です。
タッチペンを使う
スマホ対応のタッチペンをお持ちならタッチペンを使うのもひとつの手段です。持ち歩かなければいけないという欠点はありますが、タッチペンなら操作は簡単ペン先で画面を触れるだけでスマホを操作できます。
タッチペンなら100均でも売られています。ネットショップの中にはセット買いをすると1本当たり40円で購入できるものや100本セットだと20円台の物もあります。
イヤホンジャック
iPhone純正のイヤホンを使えば、イヤホンから応答ができます。音量を調整する部分の真ん中を押すと電話の応答して、もう一度、押すと会話終了が可能です。
やはり、物理ボタンで応答や会話終了が出来ることは便利だと思います。
最後に
手袋している時の電話の応答や操作ができない場合の対処方法いかがでしたか。
いろいろ手段があったと思います。今回、iPhone中心の話でしたがAndroidにはスマホ対応でない手袋でも操作を可能にする「手袋タッチ」、「手袋モード」、「グローブモード」といった機能があるようです。iPhoneにもこう言った機能早く対応してほしいと思います。
今回、紹介した方法でも仕事で使う手袋はサイズ感や汚れ、素材などどうしてもスマホを使う場合に不便なことが多いです。対応していても耐久性がなく、すぐにボロボロになるなど金額も掛かることが多いです。
会社でも一人1台スマホが配布されるようになった時代。もっと操作しやすい方法について今後も調べていこうと思います。