iPhoneのパスコードを忘れてしまい、困った状況になった。とくに今のiPhoneは指紋認証（Touch ID)や顔認証（Face ID) などのおかげで、パスコードを入力することが減りました。
しかし、各認証に失敗したりiPhoneを再起動したためパスコードを求められることがあります。久しぶりだと、「あれパスコード何だっけ？」という事もあります。
今回、iPhoneのパスコードを忘れて、どうしようもなくなった場合の対処方法。iPhoneの初期化（工場出荷状態）方法を紹介します。
目次
iPhoneの初期化までの流れ
iPhoneの初期化までの流れは、ざっと次のようになります。
①パソコンにiTunesがインストールされているか確認してなければインストール作業
②iPhone の電源を落とす
③iPhoneの電源ボタンを押しながらiTunesがインストールされているパソコンにUSBで接続します。
④iTunes上で復元開始
⑤iTunes上で復元に必要なソフトウェアをダウンロード
⑥復元作業開始
⑦復元作業完了 iPhoneの画面が「こんにちは」で初期設定の開始
iTunesのインストール
復元作業にはiTunesが必要です。インストールされていない場合は下記の手順でインストールしてください。
下記のサイトでiTunesをダウンロードしてインストールします。
https://www.apple.com/jp/itunes/
最初に「Get it from Microsoft」をクリックします。
「Microsoft Storeアプリの取得」をクリックします。
「入手」→「開く」をクリックします。
iTunesが起動したら「同意します」をクリックして設定の完了です。
iPhoneをリカバリーモードで起動する
最初にiPhoneをリカバリモードで起動します。
iPhoneの機種によって若干リカバリモードの起動の仕方が違います。
次のサイトで確認してください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT204306
ここからはiPhone SE 2の場合で説明していきます。他の機種でも基本的に流れは同じになります。
最初にiPhoneの電源を落とします。
次にリカバリモードで起動するために電源ボタンを押しながらパソコンとUSB接続します。(パソコンのiTunesは起動している状態にする）
iPhone復元とアップデート
iTunesの画面にメッセージが表示されます。「復元とアップデート」をクリックします。
iPhoneのソフトウェアアップデート画面が表示されますので「次へ（N）」をクリックします。
「安全情報 お使いになる前に、製品についての重要なお知らせ」を確認して「同意する（A）」をクリックします。
ソフトウェアダウンロードから復元中
ソフトウェアのダウンロードが始まります。右上のダウンロードボタンをクリックすると、何分ぐらいかかるのか確認ができます。
途中、「ダウンロードが中断しました。」とメッセージが表示されたので、WiFi接続からLANケーブルにかえて「OK」をクリックして再接続しました。
ダウンロードが終わると「このiPhoneはソフトウェアを復元中です。」と表示されてiPhoneの画面もアップルマークに変わります。
しばらく待つと「再起動中」と表示されます。「OK」をクリックします。
iPhoneの初期化完了
iTunesの画面が「新しいiPhoneへようこそ」になり、iPhoneの画面も初期状態になりました。
さいごに
以上が初期化（工場出荷モード）の流れです。途中、ソフトウェアのダウンロード中断がありましたが、初期化することが出来ました。
今回、iTunesを使ってiPhoneを初期化しましたが、その他にiCloudを使って初期化する方法もありますので、次回記事にしていきたいと思います。
今回の記事が、皆さんのiPhoneライフの手助けとなれば幸いです。
