1台のパソコンで二つのディスプレイを繋げて使うディアルディスプレイ環境は、仕事の生産性を上げるうえで非常に費用対効果は高い改善です。
ひとつの画面しかないと複数のファイルを開いても、ファイルを確認するたびに画面を切り替える手間が発生します。
ウィンドゥを小さく表示すれば、複数のファイルを表示できますが、小さな文字を確認することやスライダーを調整したり大変です。
やはり、せまいディスプレイ環境より広い環境で作業した方が仕事の効率は高い。特にディアルディスプレイ環境は資料作成やチェック作業の多い人は効率化に欠かせないツールです。
今回、ディアルディスプレイ環境を構築するのに紹介したいツールが「Splashtop Wired XDisplay」です。
目次
「Splashtop Wired XDisplay」の特徴
通常、ディアルディスプレイを構築する場合、2台のディスプレイを使いますが、「Splashtop Wired XDisplay」は
タブレットやスマホを使いディアルディスプレイ環境を有線で構築します。
主にこんな人に便利
- ・新しいディスプレイを購入したくない方、タブレットやスマホでディアルディスプレイを行いたい方
- ・営業など移動先でのパソコン作業の多い方
- ・紙を使わずにパソコンの複製画面を表示して営業やプレゼンを行いたい方
- ・他のアプリで無線のディアルディスプレイ環境を構築したが「動作が不安定」・「速度が遅い」・「繋がらない」方
Splashtop Wired XDisplayは有線でタブレットやスマホと繋げてディアルディスプレイを構築します。配線が不便に感じるかもしれませんが、無線で繋げるより安定して、速度が速いディアルディスプレイ環境を構築できるというメリットがあります。
Splashtop Wired XDisplay パソコンにインストール
Splashtop Wired XDisplay パソコンにインストール
下記のリンクへクリックして「Splashtop Wired XDisplay 」のサイトへ移動して「XDISPLAY AGENT FOR PCをダウンロード」をクリックします。
https://www.splashtop.com/wiredxdisplay
![XDisplayをダウンロード](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/2022-10-18_20h59_48-1024x483.png)
ダウンロードが終わったら「Splashtop_Wired_XDisplay_Agent_v1.5.8.3.exe」をクリックします。ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
インストーラーが起動してインストール作業が進みます。
![ダウンロード中](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-7.png)
ソフトが起動するとiPhone/iPadを接続するにはITunesが必要と書かれています。今回、接続はiPhoneで接続を行うので「iTunes」のリンクをクリックしてサイトへ移動します。
![iTunesのダウンロード](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/2022-10-18_21h04_29-1.png)
リンクをクリックすると「iTunes64Setup.exe」のダウンロードが始ます。終わりましたらファイルをクリックしてiTunesのインストールを開始します。
「次へ(N)」をクリックします。
![iTunes インストール](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/2022-10-18_21h09_27-1.png)
「インストール(I)」をクリックします。
![インストールをクリックする](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/2022-10-18_21h10_48.png)
「ユーザーアカウント制御」が表示されますので「はい」をクリックします。
![インストール中](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/image-8.png)
「完了(F)」をクリックしてインストールの完了です。
![完了ボタンをクリック](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/2022-10-18_21h12_56.png)
パソコンの「再起動」を求められますので「はい(Y)」をクリックします。
![パソコンを再起動する](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/2022-10-18_21h13_58.png)
パソコン側のSplashtop Wired XDisplayのインストールの完了です。
Splashtop Wired XDisplay スマホにインストール
次にスマホをディスプレイにするために「Splashtop Wired XDisplay」をiPhoneにインストールしていきます。
下記のQRコードを読み込みアプリのページに移動するか「AppStore」から「Splashtop Wired XDisplay」と検索してアプリを表示します。
![ダウンロードQRコード](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/10112f82b73a9a5574656dcc525af9e81ee29efe.png)
「入手」をタップしてインストールして「開く」をタップしてインストール作業の完了です。
![入手をクリックする](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/IMG_2997-2.png)
Splashtop Wired XDisplayの使い方
Splashtop Wired XDisplayを起動するとスマホとパソコンを繋げ
「OK」をタップします。
![OKをタップ](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/IMG_2999.png)
「Connct to your computer…」と表示されてスマホと接続されます。
![接続中](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3001.png)
スマホがサブディスプレイとして認識したら、Windowsの画面を右クリックして「ディスプレイ設定」を開きスマホの左右どちらに置くのか設定します。
![ディスプレイの設定](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/2022-10-22_07h37_56.png)
その他に「Windowsキー」+「P」で「複製」、「拡張」を選択できます。
![複製・拡張設定](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2022/10/2022-10-22_07h44_53.png)
さいごに
私は主に「Splashtop Wired XDisplay Free」をプレゼンや資料を確認してもらう時によく使います。プロジェクトなど使わずに2~3人ぐらいで行うときにノートパソコンの画面を相手に見てもらい、複製画面をスマホで確認しながら行えるので紙を使わずに素早く手軽にプレゼンを行えるので重宝しています。
タブレットやスマホを使って有線のディアルディスプレイ環境は、画面が小さかったり配線が邪魔なのではと思う方も多いかもしれません。
反対に言うと無線の製品より安定して動作も早く手軽にできるという点が「Splashtop Wired XDisplay Free」の特徴でもあります。
無料のアプリなのでディアルディスプレイ環境を構築したいと考えている方は一度、使って見てはいかがでしょうか。
改善効果・利用頻度
![★](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/07/image-1-e1690024754354.png)