Windows 11は、ユーザーがウェブアプリケーションやウェブサイトを開発・テストするために便利なツールを提供しています。
その中でも、IIS(Internet Information Services)は、ローカルホストでウェブサーバーを立ち上げるための非常に強力なツールです。
IISを有効にすることで、自分のPCでWEBページを作成したり、公開したりすることができます。
この記事では、Windows11でIISを有効にし、WEBサーバーを立ち上げる方法を紹介します。
目次
Windows 11 IISの有効化方法
まずは、IISを有効にする必要があります。以下の手順に従ってください。
1. スタートメニューから「設定」を開きます。
![設定](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/06/スライド1-20.png)
2. 「アプリ」をクリックし、「オプション機能」を選択します。
![オプション機能](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/06/スライド2-19.png)
3. 「Windowsのその他の機能」をクリックします。
![Windows その他機能](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/06/スライド3-20.png)
4.「インターネットインフォメーションサービス」と「インターネットインフォーメーションサービスのホスト可能なWEBコア」を探してチェックを入れて「OK」をクリックします。
![設定IIS](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/06/スライド4-14.png)
5. インストールが完了したら「閉じる」をクリックします。再起動は不要です。
![完了](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/06/スライド5-10.png)
これで、IISが有効になりました。
IIS WEBサーバーの動作確認や設定
次に、WEBサーバーが正しく動作しているか確認します。以下の手順に従ってください。
1. ブラウザを開き、「http://localhost」と入力します。IISのデフォルトページが表示されれば成功です。
![IISデフォルトページ](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/06/スライド6-3.png)
これで、WEBサーバーを立ち上げることができました。
2.その他に Windows「検索」でIISと検索して「インターネットインフォーメーションサービス(IIS)マネージャー」を起動します。ここでは、WEBサーバーの設定や管理ができます。
![IISサービスマネージャー](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/06/windows11-IIS有効化.png)
WEBページの作成と公開
最後に、自分で作成したWEBページを公開する方法を紹介します。
以下の手順に従ってください。
1. Cドライブの「inetpub」フォルダ内にある「wwwroot」フォルダに、自分で作成したHTMLファイルや画像ファイルなどをコピーします。このフォルダが、WEBサーバーのルートディレクトリです。
![ルートディレクトリ](https://yuworks.blog/wp-content/uploads/2023/06/image-19.png)
2. ブラウザで「http://localhost/ファイル名」と入力します。例えば、「http://localhost/index.html」と入力すれば、「wwwroot」フォルダ内にある「index.html」というファイルが表示されます。
3. 自分で作成したWEBページが表示されれば成功です。
これで、WEBページの作成と公開ができました。
まとめ
この記事では、Windows11でIISを有効にし、WEBサーバーを立ち上げる方法を紹介しました。
IISは、Windows11に標準で備わっている便利な機能です。自分のPCでWEBページを作成したり、公開したりすることができます。ぜひ試してみてください。