「生成AI」スプレットシートでGPT関数を駆使して効率アップ!

GPT関数

Google スプレットシートやドキュメントは常に私たちのビジネスや日常生活における強力なパートナーとして活躍しますが、生成AI技術の進化により、その機能はスプレットシート上に組み込むことが可能になりました。

ここで注目したいのがスプレットシート上にアドオンで追加できる「GPT for Sheets and docs」です。

この革新的なツールを組み込むことにより、スプレットシートとドキュメント上でChatGPTの機能をGPT関数を使用して呼び出すことができるようになり、データ管理と分析や文書作成などの効率が向上します。

アドオン GPT for Sheets and docsって何?

GPT for Sheetsは、AI技術を駆使した、Google スプレットシートとドキュメントのためのアドオンです。ユーザーがセルに質問や命令を入力すると、AIがこれに応じた答えや分析を返します。このAIは最新の自然言語処理技術を用いており、スプレッドシートのデータを理解し、活用することができます。ドキュメントにおいては文書作成のサポートをしてくれます。

主な機能 ビジネスで使える実例

1.データ分析: GPT関数を使えば、膨大なデータを素早く分析し、有益な情報を引き出すことができます。たとえば、販売データから市場の動向を予測したり、顧客の嗜好を分析することが可能です。
2.テキスト生成: ビジネス計画や提案書の作成時、具体的な指示を与えるだけで、関連する内容のドラフトが生成されます。この機能は時間の節約になるだけでなく、アイデアの創出にも役立ちます。
3.自動化: 日常の繰り返し業務、例えばメールの自動返信や報告書の作成なども、GPT 関数で効率化できます。

Open AI APIキー

GPT関数を使用するためには、OpenAIのAPIキーが必要になります。発行方法は下記のサイトへ移動します。

https://platform.openai.com/docs/overview

「API keys」→「Create new secret key」をクリックします。

APIキーの発行

「My Test Key」にAPIキーの名前を入力します。どのアプリに使うキーなのかわかりやすい名前を付けましょう。「Create secret key」をクリックします。

キーの生成

APIキーが発行されますのでコピーをして発行は完了です。

キーをコピーする

アドオンのインストールとAPIキーの設定

次にスプレットシートにアドオンをインストールしてOpenAIのAPIキーをセットしていきます。

スプレットシートを開きます。「拡張機能」→「アドオン」→「アドオンを取得」をクリックします。

アドオンの管理

検索窓に「GPT」と入力して検索します。

「GPT for Google Sheets and Docs」をクリックします。

インストール

「インストール」をクリックします。

インストール

「インストールの準備」が表示されますので「続行」をクリックします。

続行

アカウントの選択をして、アクセスリクエストを「許可」します。

許可する

「完了」をクリックします。

完了する

インストールしたアドオンにOpenAPIキーをセットします。

「拡張機能」→「GPT for sheets and Docs」→「Set API key」をクリックします。

APIキーの発行する

Open AIのサイトで発行したOpenAIAPI keyをセットしてSaveします。これでアドオンのセッティングの完了です。

keyの入力

GPT関数の使い方

GPT関数の基本の使い方は

=GPT(”プロンプト")

セルのB3に「日本に観光に行くならどこがいいでしょうか?」とプロンプトを入力します。

セルB5に「=GPT(“B3”)」と入力することによって、セルB5に回答が表示されます。

GPT関数

セルB3~12までに都市名を入れて、C3に「=GPT(“人口を教えてください。”,B3)」と入力してC12まで関数をコピーすると一気に回答が得られます。

GPT関数

その他には、苗字と名前を分割したりするのに使えたりもできます。

GPT関数

GPT関数の仕様

先ほどはGPT関数を簡略的に使用しましたが仕様は下記のようになっています。

関数の仕様
GPT(prompt, [value], [temperature], [max_tokens], [model])

prompt必須GPTに送る内容
Value任意promptに続けて送る内容
temperature任意デフォルト:0 創造性の有無[0-1]で指定
max tokens任意デフォルト:256 リクエストで使用するトークン最大数[0-4000]を指定
model任意デフォルト:text-davinci-003

注意点:セキュリティと責任

GPT関数は、データ分析と処理の分野で非常に強力なツールですが、その利用にあたってはデータのセキュリティとプライバシーに特に注意を払う必要があります。機密情報や個人情報の取り扱いに際しては、適切なセキュリティ対策を施すことが重要です。また、生成AIが出力したデータは役立ちますが、その結果をそのまま鵜呑みにせず、疑問を持って考えることが大切です。生成AIが提供するデータや分析結果は、あくまで参考情報のひとつとして利用し、最終的な決定や判断は人間が責任を持って行いましょう。

まとめ

GPT for Sheetsは、スプレットシートの使い方・表計算の利用方法を含めデータ管理や分析のアプローチを一新する大きな可能性を持っています。この先進的なツールを使いこなすことができるようになればAIの力を借りて、日々の作業を大幅に効率化する可能性を秘めています。従来の使い方に代わる、よりスマートで迅速な表計算の利用方法を実現し、作業時間を節約し、生産性を高めることが可能でしょう。GPT for Sheetsを活用して、未来志向の効率的なワークフローの実現に役立てていただければ幸いに思います。

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YU SAKURAI
YU SAKURAI
ABOUT この記事を書いた人
北海道在住の社内SE 日々の業務を通じてITの世界に貢献しています。新しいガジェットやサービスに対する情熱が止まらず、最新のテクノロジーを探求するのが趣味、仕事をより効率的に改善する方法を探し続け、その成果やアイデアをブログで共有しています。ITとテクノロジーの世界で新たな発見や学びを共に楽しんでいきたいです。