助け合いの見える化とほめる文化の形成 「お助けちゃんネル」で社内コミュニケーションの活性化!

助け合いの見える化

仕事をしていると、どうしても忙しかったり、他の仕事と重なり誰かに仕事を手伝ってもらわなければいけないことがあります。チームで仕事を進めていても仕事量の偏りが発生することが多々あります。新入社員だと先輩のお手伝いが主だということもあるでしょう。

一度、お手伝いを行うと次から次へとお願いされることもあります。ある意味「この人に頼めば必ずやってくれる存在になると「良い人」、「優しい人」、「都合の良い人」になってしまい大変です。

反対に忙しく「お手伝い」を断ろうものなら悪者扱いされることもあり、あの人の時は手伝っていたのに、私の時は手伝ってくれないのということになり、人間関係に支障をきたすこともあるかもしれません。

上司のお手伝いなら評価の対象になるかもしれないが同僚の「お手伝い」は評価の対象になりにくいと思います。何よりも大きい部署なら手伝っていることすら上司が知らない場合があります。何よりも仕事の手伝いは誰もがあまりしたくない仕事、日常的に「お手伝い」が発生しているようなら仕事の割り振り、もしくは人員の見直しをした方が良いですが、そのためにはお手伝い量を履歴として残しておく必要があります。

チームで仕事をしていたり、仕事量の変動が激しい仕事の場合「お手伝い」は避けられないものですが、どうすれば社員同士の「コミュニケーション」を壊さずに「社員同士の互いのサポート」を見える化して上司にもお手伝いも評価してもらいたい。なおかつ仕事量の配分がおかしい場合に見直しを進めるためにも「お手伝い」量を見える化していく必要があります。

解決策として根本的に「お手伝い」を直接人に頼むのではなく募集という形にすれば、断ることによる悪者扱いもなくなります。どうしても募集に参加する人がいなければ、上司やチームリーダーが調整するような形にすれば、上司はお手伝いがどれだけ部署内に発生しているのか誰がどれだけサポートしているのか知ることができお手伝いをより良いものへと変化させることができます。

お助けちゃんネルの仕組み図

「お手伝い」を見える化するにあたりメッセンジャーの「チャンネル」(グループメッセージ)の機能を使います。部署内のメンバーに参加してもらい助け合いを見える化していきます。

お助けちゃんネル仕組み図

メッセンジャーのグループチャンネルの設定

今回の例はメッセンジャーのSlackを使った形で話を進めていきます。グループメッセージの機能は、ほぼすべてメッセンジャーにあると思います。他のアプリを使っている方も同じように進めてください。

「チェンネルを追加する」から「新しいチャンネルを追加する」をクリックします。

Slack チャンネル作成
画像3

チャンネル名を入力します。「お助けちゃんネル」と入力します。(名前は自由につけてください)

Slackチャンネル作成

お助けちゃんネルの参加メンバーを追加していきます。会社全体で行う場合はメンバーを自動的に追加にします。

Slackチャンネルメンバーの追加

これで設定の完了です。

助け合いの見える化と褒める文化の形成

社員同士のサポートを見える化するにあたり部署メンバーや上司に参加してもらいます。

お手伝いを募集する場合は「お助けチャンネル」にメッセージを投稿します。

Slackのメッセージ送信

手伝える方はメッセージを投稿します。

Slackメッセージ送信②

参加できない人や上司は必ず「リアクション」をしていきます。手伝った人にはグッドマークを捧げていきます。

Slackのメッセージいいね

まとめ

助け合いを見える化することは部署内のメンバーが多くなればなるほど効果的です。大人数になるほど誰が何をやっているのかわからなくなりますので、社員同士のつながりを把握することもできます。

いつも目たぬ存在、黒子のような人も浮き彫りになります。何よりもお手伝いを募集制にすることよりその時間帯、誰が手が空いているのかいちいち探す手間が省けます。もし誰もいないかった場合も上司がサポートすることにより人探しを効率化することができます。

また、人を褒めるということは人間関係を築くために効果的ですが言い方を間違ったりすると逆効果になることもあります。なかなか目の前で褒めることができない人がいます。そこでさりげなく👍「グッドマーク」でみんなで褒めてあげることによりモチベーションアップに繋げていきます。

社内のコミュニケーションを活性化する取り組みはさまざまな企業で行われているでしょうがメッセンジャーを使った「お助けちゃんネル」を開設して助け合いの見える化と褒める文化の形成を行ってみませんか。