バーコード活用 Excelでバーコード出力方法について!

バーコードリーダー活用

Excelで在庫管理をしているお店や工場は多いのではないでしょうか?商品を探す時や検索やフィルターに製品コードを入力して商品を検索したりしますが、バーコードリーダーを利用すれば簡単に「ピ」とするだけで在庫検索をすることが可能です。

そんな照合システムを簡単に作れるのと思う方もいると思いますが、Excelには簡単にバーコードを出力する仕組みがあり、あとは関数を活用すればプログラムも必要なく簡単に在庫管理システムを作成することもできます。

今回、簡易的ではありますが、バーコード管理システムを作成できるようにバーコードリーダーの種類やバーコードリーダーを活用するための必要な知識を紹介しExcel上でバーコードの出力方法を紹介していきます。

バーコードリーダーとは

バーコードリーダーは、企業にとって必要不可欠な技術のひとつです。

お店に陳列されている商品には「どの事業者のどの商品」かを表すバーコードが記載されています。

日本国内ではJANコード(Japanese Article Number)が識別コードとして設定されています。

その識別コードを読み取る装置のことバーコードリーダーといいます。

一般的にバーコードリーダーは、レーザーでバーコードをスキャンし、信号で情報を受け取り、Excelなどのデータベースに保存します。

バーコーリーダー

バーコードリーダーをパソコンに接続して使用するハンディスキャナーの場合は、有線タイプのUSBで接続するものや無線タイプ(Bluetooth)で接続するものがあります。

バーコードリーダーの技術が向上するにつれて、その精度とデータ読み取り速度も向上してきています。

最近のバーコードリーダーは、1秒以内にバーコードの内容を読み取ることができるようになり、大量の取引を扱う企業にとって非常に便利なものとなっています。

さらに、バーコードリーダーの中には、より遠くからバーコードを読み取ることができるものや、薄暗い店舗や倉庫でも読み取ることができるものも出てきています。

このように、バーコードリーダーは、小売業、製造業、物流業など、あらゆる産業で利用されています。

iPhoneバーコードリーダー

無線タイプの中にはiPhoneなどのスマホにカバーのように装着して連帯するタイプもあります。値段は数千台で購入できるものが多いのでアマゾンとかで確認してみてください。

カバータイプのバーコードリーダー

上記のバーコードリーダーはコードを読み取ることだけの単機能でパソコンやスマホに接続していないと処理ができないものが多いです。

ハンディターミナル

バーコードリーダーにモニタが付いていて本体内部コンピューターが搭載され通信が行えるハンディターミナルというのもあります。

端末は数万からでコストが高いですが、近くにパソコンが不要なため倉庫や屋外での利用するのに便利です。

バーコードの種類(EXCELで使えるバーコード)

バーコードにはさまざまな種類、規格が存在します。下記はExcelで使えるバーコードの種類になります。

UPC-A・UPC-Eアメリカやカナダでよく使われるバーコード
JAN-13(標準タイプ)・JAN-9(短縮タイプ) 国際的にはEAMコードと呼ばれ国際的な共通商品コード
Casecode 物流で使われているコード
NW-7  単純なバーコードで血液の管理、宅配便の伝票、会員カードなどに利用されているコード
Code-39 アルファベットが扱えるコードで工業用途に多く使われている
Code-128 アルファベット大文字・小文字、記号、数字(漢字、カタカナ、ひらがな以外)を全て表す事ができる
US Postnet・US Postal FIM アメリカの郵便バーコード
カスタマ バーコード 日本の郵便のバーコード
QRコード 2次元コード、数字・英字・漢字・カナ・記号バイナリ・制御コード等のデータを扱うことができる。

バーコードの活用の場について

バーコードの利用は、現代社会においてますます一般的な技術となっています。小売、医療、自動車など、あらゆる業種で利用が進んでいます。

商品の追跡や分類、仕入、在庫管理の効率を飛躍的に向上するのに役立ち、より正確な商品の追跡や、商品数を数える際のミスの減少を可能にしてきました。

また、バーコードはレジの効率化にも活用されています。

多くの小売店では、商品のバーコードをスキャナーで読み取るセルフチェックアウトシステムを導入しています。これにより、レジ待ちの行列が短縮され、レジ待ちの時間が大幅に短縮するのに役立っています。

その他には備品管理・IT資産管理・文書管理・生産管理・イベントの入退出などあらゆる業務の効率化を助ける技術となっています。

近年では、スマートフォンに表示して決済分野に活用したりオンラインでの活用の場も広がりつつあります。

バーコーリーダーの活用の場

Excelでバーコードの出力の設定

それでは、実際にExcel上でバーコードの出力方法を紹介していきます。

Excelに「開発」タブを表示します。

Excelの開発タブの表示①

①Excelのデフォルトでは「開発」タブが表示されていませんので「ファイル」をクリックします。

Excelの開発タブの表示②

②「オプション」をクリックします。

Excelの開発タブの表示③

③「リボンのユーザー設定」の項目で「メインタグ」の項目にある「開発」タグにチェックを入れて「OK」をクリックします。

開発タグにチェックを入れる

開発タブの表示Youtube 動画

バーコードのつくり方

①「開発」タブをクリックして「挿入」から「コントロールの選択」をクリックします。

バーコードのつくり方

②「Microsoft BarCode Control 16.0」を選択します。Excelのバージョンによっては「16.0」のところが「15.0」や「14.0」になっている場合があります。

Microsoft BarCode Control 16.0をクリック

③ドラッグしてバーコードの範囲を指定します。

デザインモードで作成

④バーコードの上で右クリックして「Microsoft BarCode Control 16.0オブジェクト」をクリックして「プロパティ」をクリックします。

バーコードのプロパティの表示

⑤「スタイル」からバーコードの種類を変更することが可能です。

バーコードスタイルの変更

⑥次にバーコードのデータを設定しますので、もう一度バーコードを右クリックして「プロパティ」をクリックしてください。

バーコードプロパティ

⑦プロパティの「Value」の項目に数値を設定します。

バーコードに値を入れる

⑧Excelのセルの値から設定したい場合は「LinkedCell」にセルの番号を入れて参照します。バーコードの値を変更ことがある場合はこちらを用いた方が自動で値を変更させることができます。

バーコードの値セルで設定

以上がバーコードの基本的な作り方になります。

バーコードのつくり方 Youtube動画

「Microsoft Barcode Control」が表示されない場合

「Microsoft Barcode Control」はMicrosoft Officeのエディションで「Access」が入っている「Professinal」などのバージョンがインストールされていないとコントロール選択画面に表示されません。

通常、パソコンを購入した時に付属しているOfficeのエディケーションは「Personal」や「Home & Business」のためAccessランタイムをインストールすることにより、コントロール選択画面に 「Microsoft Barcode Control」 が表示され、バーコードが出力できるようになります。

「Access Runtime」を下のリンクからインストールできます。

「Microsoft 365 Access Runtimeをインストールする」の項目で「言語」を選択するとダウンロードのリンクが表示されます。パソコンの使用環境に合わせて「32ビットのダウンロード」か「64ビットのダウンロード」をクリックします。

Access Runtimeのダウンロード

ダウンロードした「OfficeSetup.exe」を開きます。

「この アプリ が デバイス に変更を加えることを許可しますか?」 という ユーザーアカウント制御が表示されるますので「 はい」 を クリック します。

OfficeSetup.exeのアイコン

Officeのダウンロードが始まります。(数分ほどかかります)

OfficeSetup.exeのダウンロード

「閉じる」ボタンをクリックして完了です。

OfficeSetup.exeのインストール

注意点 Excel バーコードが表示されない・作成できない

Excelでバーコードをつくるときに主に使用するのは「JANコード」か「QRコード」だと思いますが、「JANコード」の仕様は13桁、先頭の7桁が企業コード、商品コード5桁、チェックデジット1桁からなります。

テストで10桁の数値を入れたりしてもバーコードが出力されません。JANコードは12桁入力しないと出力されないのでご注意ください。

同じようにQRコードの場合は、日本語を入力すると透明になりバーコードが出力されなくなりますので注意してください。

桁数が足りないためバーコードが出力されない!

バーコードが出力できない

QRコードの場合、日本語が使用できません。日本語を入力すると透明に表示されますのでご注意ください。

バーコードが出力できない

エクセルバーコード読み取り検索

バーコードリーダーを使ってバーコードの読み取り在庫数を検索して表示するシステムをエクセル上で作りたい場合はVLOOKUP関数を使うと比較的に簡単に作成できます。

下記の記事でつくり方を紹介していますので、興味ある方はご確認ください。

表画像

最後に

Excelを使えばバーコードが簡単に出力できることが確認いただけたかと思います。

「Microsoft Barcode Control」 が通常、表示されない、使えない状態の方が多いので、使いたかったけど、使えなかったという方が多かったと思います。

Excelでバーコードが出力できるようになれば在庫管理などに使えったり伝票系にバーコードを組み込んでいろいろなことに使えます。

さいごに今回の記事が参考になって業務改善に繋がれば幸いです。

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